7人のディスカバリー号のクルーは、飛行6日目を開始するためにカントリーアンドウエスタンの曲「アマリロ・バイ・モーニング」で目覚めました。
このジョージ・ストレートによる曲は、テキサス州アマリロ出身のパイロットリック・ハズバンドに敬意を表したものです。 今日のクルーの後方業務のほとんどは、ディスカバリー号とISSの軌道上複合体内での運搬活動です。 ハズバンドとミッションスペシャリストのエレン・オチョア、タミーJerniganとダン・バリーの1日には、さまざまの大きさと外の袋をディスカバリー号のカーゴ・ベイのスペースハブ・モジュールから国際宇宙ステーション内部の休憩場所へと運ぶ重要な役割があります。 約2,900のポンドのロジスティック・アイテムや水が、木曜日クルーがこの軌道上の作業現場に別れを告げる前に運び込まれます。 ディスカバリー号のクルーはまた、このステーションを支持するメンテナンス作業も完了します。 仕事日の早くには、ロシアの宇宙飛行士バレリーTokarevとカナダの 宇宙飛行士ジュリーPayetteがザリャーのストレージ・バッテリーのうちの2つに取り付けられた最後の再充電制御モジュールを取り替えます。 マイクロエレクトロニクスの充放電電流積算ユニットと呼ばれるこれらの再充電ユニットは、バッテリーの充電レベルを測定して決定します。 4月の中頃から航空管制官達は、このレベルが多少下がっているのを監視してきましたが、今回の保守作業でバッテリーはもう一度フル充電が可能になると思われています。 その後で、バリーとTokarevは、ザリャー・モジュール内部に消音器を設置します。 空気を循環させるファンや装置から出る周囲騒音が、乗組員が軌道で過ごす時に彼らの気を散らしています。そこでこの騒音を弱めるために消音器が取り付けられます。 取り付け後、バリーはモジュール内部のさまざまな位置で騒音レベルを測定します。 火曜日の午前12時20分には、指揮官ケントRomingerとTokarevが、モスクワのミッション管制センターにいるロシアのマスコミとの記者会見を行ないます。 この日は、Payetteによって実施される搬送業務の状況説明で終了します。 http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts96/STS-96-11.html today@nasa.gov |