NASA NEWS 11月9日


  -----------------------------------------------------------------

2002年の地球低軌道飛行が現在ローディング中

 NASAは、今後の宇宙旅行を変える根本的に新しいロケット・エンジン の2年間のテストを無事完了しました。

 NASAと協力会社は、空気中の酸素を吸入するロケット・エンジンの地上試験 を行っていました。

 「空気吸入ロケット・エンジンの技術は、一般の人々が宇宙開発に携われる可能性を持っています。私は今この技術が実演できる段階に入ったと思っています。空気吸入ロケット・エンジンは未来の宇宙旅行を現在の航空旅行のようにする事ができます。」とアラバマ州ハンツヴィルのNASAのマーシャル宇宙飛行センターの高度再使用技術計画のマネージャーであるウベ・ホイターは語りました。

 この飛行船は、完全に再使用できて、空港の滑走路で離着陸し、数日以内で再飛行できます。

 空気吸入ロケット・エンジンは、飛行のおよそ半分は空気中から酸素を取り入れますので、機内に酸素ガスを蓄えておく必要はありません。

 それで、離陸の時に、空気吸入ロケットは、燃料と酸素全てを搭載する従来のロケットよりはるかに重量を軽減できます。

 地球低軌道のミッションでは、地上への降りるのが最も費用のかかる部分ですが、ロケットの重量を減らすことでコストを大きくおさえる事ができます。

 ロケットを基礎にしたサイクルエンジンと呼ばれる空気吸入エンジンは、最初の離陸のパワーは、従来のロケットの15パーセント以上も能力を増進させた空気増幅ロケットと呼ばれる特別に設計されたロケットに頼ります。

 飛行船の速度が音速の2倍に達すると、ロケットは切られて水素燃料を燃やすのに大気中の酸素が使われます。

一度、飛行船の速度が音速のおよそ10倍まで増加すると、飛行船を軌道へ押し上げる為に従来のロケットシステムへ転換されます。

 宇宙へ行く為のこの型にはまらないアプローチは、マーシャル・センターのNASAの先進宇宙輸送計画技術の一つです。  

 NASAの目的は、1ポンドにつき10,000ドルという現在の打ち上げ費用を1ポンドにつき数百ドルまで落とすことです。

 ニュヨークRonkonkomaの小さな航空宇宙会社GASLは、ロングアイランドの施設で空気吸入ロケット・エンジンの試験を行ってきました。

 空気吸入ロケット技術を開発しているNASAのパートナー会社は、以下の通りです。

Aerojet社         カリフォルニア州サクラメント
Rocketdyne        カリフォルニア州Canogaパーク
RockvilleAstrox社    メリーランド州
ペンシルバニア州立大学   ユニヴァーシティー・パーク
アラバマ大学        ハンツヴィル
 


http://www1.msfc.nasa.gov/NEWSROOM/news/releases/1998/98-231.html  

today@nasa.gov



-----------------------------------------------------------------
   | Return to Main Page |