HUBBLE NEWS 4月16日


  ハッブルが月をショット。

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NASAのハッブル・スペース・テレスコープは、遠い宇宙をのぞき込むことから地球に最も近い隣人の月に仕事場を変えました。

 ハッブルは、月の最もドラマティックで写真うつりのいい被写体の1つである、58マイル(93km)幅の衝突クレータ「コペルニクス」に照準を定めました。

 これらの画像は、スペーステレスコープ・イメージング分光器(STIS)が、月で反射する太陽光線の色を測定するために月のさまざまな部分に狙いをつけている時に撮られました。

 ハッブルは直接に太陽を見ることができないので、太陽のスペクトルを測定するには、反射光を使わなければなりません。

 太陽のスペクトルを測定することによって一旦校正されれば、STISは、惑星の太陽光線の吸収と反射両方を調査するのに使う事ができます。

 (左上)

 月は地球に非常に近いので、月の円盤全体をカバーするためには、130枚の写真を張り合わせる必要があります。

 Lick天文台が撮った地上基地からの写真は、ハッブルの広画角平床式マイクロフィルムカメラ2で撮られた集成写真でカバーされる範囲を示しています。

 中央  

 ハッブルの新鮮な俯瞰写真は、直径1マイル以上の小惑星が月に激しくぶつかった10億年前以上前にこのクレータより排出された明るい塵の輝線条を示しています。

 ハッブルは、クレータのひな段式に形作られた壁や流星の衝突で吹き飛ばされた物資で覆われた丘のような地形を600フィート幅まで小さく解像できます。

  (右下) コペルニクスのひな段型壁をクローズアップした光景

ハッブルは、280フィート幅まで小さい地形を解像できます。  


http://oposite.stsci.edu/pubinfo/pr/1999/14/



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