7人のディスカバリー号の宇宙飛行士達は、来年到着する最初の定住乗組員のための2トン近くの物資や装置を国際宇宙ステーションへの運搬を無事完了しました。
この運搬作業をコーディネートしてきたミッションスペシャリストのエレン・オチョアは、第1遠征隊と呼ばれるクルーのための衣類、水、スリーピングバッグ、交換部品、医療用機器、補給品や機材の運搬は本質的に完了したと報告しました。 ミッションスペシャリストのジュリーPayetteは、ユニティーとザリャー・モジュール内で、これらの品物の積荷法をコーディネートしました。 今回の飛行の早期の段階で、ダン・バリーとタミーJerniganは、宇宙遊泳を行なって将来の建設ミッションで使われるもう700のポンドの装置をステーション外面に取り付けました。 多少残っている品物が、今夜遅くディスカバリー号からステーションに運ばれて、今回の飛行の主要目的が完了します。 まだ残っている数個の品物の1つの中には、7つ目の水の袋があります。 遠征隊の指揮官ビル・シェパードとロシアの宇宙飛行士ユーリGidzenkoとセルゲイKirkalevで構成される最初の定住乗組員達の為に 合計およそ75ガロンの水がステーションに搭載されました。 運搬作業は全てが完了していませんが、宇宙飛行士達は、ワイヤレスひずみ計システムを取り付けるという若干の追加作業を実施しました。 このシステムは、建設作業中にステーションにモジュールを加えた時の影響の監視、フィルターを清掃したときや煙検知器のエンジニア達の監視が可能になります。 クルーは彼らの一晩中の作業から時間を割き、いろいろなマスコミ代表者との記者会見も実施しました。そして、PayetteはカナダのJean Chretien首相やオタワの児童からお祝いの電話を受けました。 宇宙飛行士達は、7:50a.m.中部標準時から8時間の睡眠期間を開始し、3:50p.m.に起床して国際ステーションに搭乗して作業を行なう最後の日を迎えます。 その日の宇宙飛行士達の主要な作業は、残っている数個の品物をディスカバリー号からISSへ運ぶことです。そしてステーションのモジュールからシャトルまで続いている連続したハッチが戻りながら閉じられます。 木曜日の午前4時30分すぐ後、ディスカバリー号のスラスターに点火命令が送られ連続17回の噴射を行なって、宇宙ステーションの高度を5マイルないし6マイル持ち上げます。 この再ブースト操作は、ステーションを今年後半にロシアのZvezdaサービス・モジュールの到着に備えて適切な高度に規正するものです。 このモジュールは、成長するステーション・コンプレックスに連結する次のコンポーネントで、軌道上施設の常駐乗員のための初の居住区となります。 ディスカバリー号と国際宇宙ステーションは、地球上空240マイルの軌道を非常に素晴らしい状態で周回しています。 次のSTS-96ミッション・ステータス・レポートは水曜日の午後7時頃もしくは、正当な理由がある進展が起こった時に発行されます。 http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts96/STS-96-14.html today@nasa.gov |