ディスカバリー号のクルー達は、今日午後に起床して日曜日の朝早くに宇宙船を地峡に戻す準備を開始しました。
しかし、その前にクルー達は、完了させなければならない1つの使命があります。 土曜日午後4時21分(日本時間)に行なわれる教育目的衛星の配備です。 球形で鏡で覆われたSTARSHINE衛星の功績を祈って、宇宙管制センターは「グッドモーニング・STARSHINE」も目覚ましソングを送りました。 世界中の学生達が、8ヶ月間の計画の間軌道上に残るこの直径19インチの衛星の反射光の変化を使って、地球大気の密度を算出します。 18カ国の25,000人以上の学生達が、この計画に参加しています。 しかしクルーは、ペイロードベイの小型キャニスターからこのSTARSHINE衛星を放出する前に、土曜日の夜から日曜日の朝にかけての再突入と着陸に備えて、翼や尾翼の空力制御および操舵ジェットの状態を確認する試験を行ないます。 これらの試験は、シャトルが地球に戻る前に1日かけて行なわれる型通りの手順です。 現在ケネディ宇宙センターへの着陸チャンスは2回あります。 最初のチャンスでは、指揮官ケントRomingerはシャトルの逆推進ロケットを日本時間6日午後1時54分に噴射して午後3時02分に着陸します。 二番目の着陸チャンスでは、およそ1時間半遅れて日本時間6日午後4時38分に着陸します。 シャトルの夜間着陸は11回目です。過去には、エドワーズ空軍基地に5回、ケネディ宇宙センターに5回夜間着陸を行なっています。 天候天気予報官は、しゅう雨の可能性があるとしながらも、着陸には良好なコンディションだと予測しています。 それに基づいて、着陸支援はフロリダのみです。 着陸準備の合間にクルー達は、STARSHINE衛星の放出とミッションを通して使われてきた全部の機器をしまい込みます。 http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts96/STS-96-19.html today@nasa.gov |