科学観測気球は10万フィートから8つの火球をビデオで捕らえる
アラバマ、ハンツヴィルのNASA科学者達は、彼らの観測所の上空に厚い霧がたちこめたにもかかわらず、月曜日の夜と火曜日の早朝、しし座流星群を見る事ができました。 高度10万フィートに上昇した巨大な気象観測気球に搭載されたデジタル・カメラが、150マイル近く移動した2時間の飛行の間に、8個の華々しい火球を捕らえ、インターネットでのしし座流星の観測者達にリアルタイムで提供しました。 「すばらしい飛行でした。すべてが順調に働き、地上からこれまでに見たよりも素晴らしいビデオを手に入れました。世界全体が『科学者』になり、地球規模で実験に参加する事はめったにないことです。それは素晴らしいことです。 」と、NASAマーシャルの天文学者ジョンHorack博士はコメントしました。 午前2時28分 (CST)にNASA/マーシャルキャンパスの大気調査施設を離れた気球は、毎分1,000フィートほどで上昇し、ハンツヴィル地域と夜空は霧に包まれていましたが、カメラは上空からの景観を提供しました。 カメラの他に、エアロゲルを満たした小さな容器を30個づつ載せた2つの小さいプラスチックトレイが、微少流星体の捕獲を願って、気球のパッケージ外部に固定されました。 「(成功の)見込みは小さいです。興味ある物を発見する可能性は多分10 %未満でしょう。しかし、(成功した時の)見返りは大きいです。」と彗星の塵を捕まえる可能性を考えるデイビッドNoever博士は、説明しました。 気球の実験装置は現在、搭載されているGPS受信機からのテレメトリーによって追跡されたジョージアの北中央部で回収中です。 しし座流星群の観測は、地球が彗星の塵の雲の厚い部分を通り抜けたあとの今夜も北アメリカで続いています。 歴史的な1998年のしし座流星嵐に関する最新情報を調べるために、 LeonidsLive.com をチェックして下さい。 8個の火球を捕らえたビデオ RealPlayer http://science.nasa.gov/newhome/headlines/ast18nov98_1.htm today@nasa.gov |