ヨーロッパと北アメリカのスカイウォッチャーは、11月18日土曜日に出現したしし座流星群の美しい光景を楽しみました。
詳しい報告はまだ届いていませんが、カナリア諸島では最も多いときで1時間に350を数え、北アメリカ西部でもしし座流星群はきらめく光景を見せたそうです。 上図:11月18日の0837UTCにメリーランド州Airy山上空で見えたし座流星群の火球です。図をクリックするとRealVideoファイルで見ることができます。火球近くにある最も明るい天体は木星でその傍に土星とアルデバランが見えています。(クレジット:ジョージ・バロス) ところで、顕著な成功を収めているしし座流星群予報学者デイビッド・アセルは、今年11月18日2度目の夜も連続でその予測を的中させました。 デイビッド・アセルによる2000年のモデル 11月17日に地球は1932年に彗星テンペル-タットル彗星が撒き散らした 塵の流れの近くを通ると予測された通りに、その時間に出現数は増えました。 2度目の夜の11月18日にも、地球が1733年と1866年に撒き散らされた彗星ダストの流れの近くを通ると予測された通りに、その時間に出現数は高くなりました。 1999年から連続的中しているこの予測モデルによると2001年は大変なことになりそうです。 デイビッド・アセルによる2001年のモデル デイビッド・アセルの予測の詳細 しし座流星群のエコー音を聞こう NASAの科学者は、アラバマ州マーシャル・スペース・フライト・センターで彗星の電波探知を行っています。 流星がシステムの上空を流れる度にエコー音が録音されます。 それはこのような音です。 皆さん達も聞くことができます。 マーシャル・スペース・フライト・センターが探知したエコー音は Quicktimeストリーム で、ケネディ宇宙センターが探知したエコー音はRealストリームでライブで聞くことができます。 http://www.spaceweather.com/ |