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NASA NEWS 2000年12月21日

Mt. Fuji and Tokyo, Japan 画像のキャプション。


シャトル・レーダー地形測量ミッションのデータを使って生成されたこの画像には、富士山が東京の美しい背景となって写っています。

この画像の前景の大部分を占めるのは東京首都圏で、およそ13,388平方キロメートル(5,169平方マイル)に3200万人以上の人が住んでおり、世界で最も人口密度の高い都市です。
東京の住民は、国で最も高い地点3,776メートル(12,388フィート)を持つ火山から非常に近い距離に住んでいます。

富士山は、まだ活火山だとみなされていて、1707年の最後の大きな噴火で完全にシンメトリック(対称形)な成層火山となりました。

富士山は、その素晴らしい風景や最も高い山という理由で、観光客には登山やハイキングで人気があります。

この画像では、標高は色で表現されています。標高は、白から緑それから茶色になるほど高くなります。
見易くするために、測量標高は2倍に誇張して表現れています。

他の富士山と東京のSRTM画像は、PIA-02791とPIA-02792でも見ることができます。

この画像で使われた標高データは、2000年2月11日に打ち上げられたスペースシャトル・エンデバー号で実施されたシャトル・レーダー地形測量ミッション(SRTM) で得られたものです。

SRTMでは、1994年にエンデバー号で二回実施された測量で使われたスペースボーン・レーダー画像C/X波帯合成開口レーダー(SIR-C/X-SAR)と同じ観測装置が使われました。
SRTMは、地球の地形を3次元で測量するように設計されています。
三次元のSRTMデータを集めるために、エンジニア達は、C波帯とX波帯のアンテナに60メーター(およそ200フィート)長のマストを加えて、更に追跡航法装置を改良しました。

このミッションは、NASA、アメリカ国防総省の全米イメージ測量局、ドイツとイタリアの宇宙局の協力プロジェクトです。


画像はここで入手できます。








     
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