NASAのカッシーニ探査機が木星近くで検出した電波の波形から作り出されたこの音声クリップは、先週ロサンゼルス・タイムズで「水中で吠えながら戦う猿の群れの声のようだ。」と表現されて紹介されました。
今日この音声クリップが、NASAのジェット推進研究所からオンラインで聞けるようになりました。 カッシーニ探査機の電波プラズマ測定装置が検出した低周波の電波波形を、アイオワ大学の科学者達が可聴周波数に変換しました。 この音声クリップの波形は、太陽と惑星の間に満ちている荷電粒子からなる薄い太陽風によって作り出されたものです。 カッシーニ探査機は、この波形を木星から1000万キロメートル(620万マイル)離れた所で2001年1月1日に検出しました。 QuickTimeバージョン音声クリップ(1.9MB) http://www.jpl.nasa.gov/cassini/acoustic/ |