NASAは、2002年後期までに予定されている国際宇宙ステーションへ向かう3日のシャトル・ミッションの乗組員を指名しました。
STS-112(7月予定)、STS-113(8月予定)、STS-114(11月予定)は宇宙ステーション組立作業を行います。最後の2つはステーションの乗組員を交代させます。 これら3回のミションで全てで、23人の宇宙飛行士がシャトルに搭乗します。うち9人は初飛行の飛行士です。 STS-112は、ジェフリーS.アッシュビー海軍大尉が船長で、宇宙ステーショントラスや船外活動を支援する装置をステーションに運びます。パメラ・メロイ空軍大佐がパイロットを務めます。 ミッションスペシャリストとして、デイビッド・ウルフ医学博士、ピアズ・セラー博士、RSCエネルギアのフィオドール・ユシンキンが搭乗します。 STS-113は、ジェームズ・ウェザビー海軍大尉が船長で、同様にトラスや船外活動を支援する追加装備を運びます。 パイロットは、クリストファー・ロリア米国海兵隊中佐が努めます。 マイケル・ロペス海軍大尉、ジョン・ヘリントン海軍中佐が、ミッションスペシャリストを努めます。 当初の計画ではSTS-113と名づけられていたミションはSTS-114と改められ、アイリーン・コリンズ空軍大佐が女性船長を務め、パイロットはジェームズ・ケリー空軍大佐が努めます。 このミッションの目的はは、宇宙ステーションのユーティライゼーションとロジスティックス・フライトです。 このミッションには、ミッションスペシャリストとして日本の宇宙開発事業団のソーイチ・ノグチとスティーブン・ロビンソン博士が搭乗します。 このミッションでは、第6次遠征隊と第7次遠征隊を交代させます。 コリンズは、1995年のSTS-63と1997年のSTS-84でパイロットを1999年のSTS-93では初の女性船長を務めています。 ケリーは、今年のSTS-102が初飛行でした。 ノグチは、今回が彼の初飛行です。 http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/releases/01-167.html |