NEAR 探査機のメインエンジン噴射が完了
1月3日正午ESTにNEARミッション・チームは、2000年2月の小惑星エロスとの ランデブーのために宇宙船の速度を増す24分間の2基のエンジン噴射を実施しました。 予備的な指示は、噴射が成功した事を示しています。 NEAR探査機を追跡しているNASAのディープ・スペース・ネットワークは、1月4日月曜日の朝早く噴射の精度を確かめることになっています。 噴射は、NEAR探査機の速度を2,100 mph(秒速940メートル)だけ増加させます。それは、12月23日のフライバイでをNEARを追い越した高速で動いている小惑星度エロスをキャッチできる速度です。 噴射の時点では、探査機はエロスからの565,650マイル(910,100キロメートル)の距離にありました。 今回の噴射から正確な数字が受信されると、小型ヒドラジン・エンジンが噴射して探査機の予定位置からのずれを訂正して最後の仕上げをします。 定期的な軌道補正作業は、ミッション・オペレーション・センターが、小惑星までの1年間の飛行で探査機をコースにとどめるのに必要だと思われる時に実行されます。 今のところ、NEARは太陽の周囲を回る軌道を43,000 mph(秒速19キロメートル)で小惑星エロスに迫りながら飛行を続けています。 http://near.jhuapl.edu/news/flash/99jan03_1.html today@nasa.gov |