カッシーニ探査機は、日本時間で10月15日午後5時43分にフロリダ州ケープカナベラルから、月明かりの空の中で打ち上げられました。
探査機は現在、予定通り飛行を続けています。 プログラム副主任のドナルド・ドレイパー氏は、「探査機は、全く問題がなくミッションの運行は順調に進んでいる。」と言っています。 打ち上げから1日と9時間が経過した時点で、カッシーニは地球に対して秒速約4.2キロメートルの速度で飛行しています。 エンジニアは、セントールロケットが、カッシーニから切り離された時点からデータ収集を開始して探査機システムのリアル時間の情報を調べています。 今週末には、半導体記録装置に記録された、テレメトリーデータが再生されます。 恒星カメラ用の50個のコントロール可能なヒーターのうちの2つを遮断する指令が加えられました。プラズマ波電波アンテナが10日後に、広がげられます。 工学プログラムのアップデートは今日と明日に予定されています。 カッシーニ・ミッション・ディレクターのクリス・ジョーンズ氏によると、探査機に異常はありません。 「今回の打ち上げほど完全なものは思い当たらない。」とジョーンズ氏は語り、「現在起きていることは、全て予定通りのことばかりで、全く異常はない。」と加えました。 |