1997年9月12日付けの CNN の記事から

サーベイヤーは火星の地図作成の準備ができる。



-----------------------------------------------------------------

 金曜日NASAの科学者達は、2ヶ月前にこの惑星に着陸したパスファインダーが送り続けてきた地上から見たデータと共に、マーズグローバルサーベイヤーが上空から見たデータを一緒に手に入れたかったのですと語りました。

 サーベイヤーは、、木曜日にメインロケットを点火して地球のお隣の惑星の理解を深める為に地図を作成するミッションを遂行しに火星上空250マイルの軌道へ乗りました。

「マーズグローバルサーベイヤーには、パスファインダーとは違った任務があります。その任務とは、火星を地質学的に、歴史学的に、また気象学的に、正確に測量することです。」とパサデナのNASAジェット推進研究所の、ノームヘイン火星探索ディレクターは語りました。

 マーズグローバルサーベイヤーは、火星全体の地図を作成して、高解像度画像を送り返し、大気や鉱物の組成、惑星内部の進化のデータを収集するように設計されていますとヘイン氏は言っています。 v  また、彼は、マーズグローバルサーベイヤーからの、画像は2〜3日のうちはとりわけ良質の物は期待できませんと言葉少なげに語りました。しかし、地図作成のミッションは、3月まで開始できません。

 衛星を、楕円軌道から惑星上空234マイルの円形軌道に導く為に、探査機と火星の大気の摩擦を使った「エアロブレーキング」という行程に、管制官達は頼っています。それは火曜日から始められて4カ月以上続きます。

 ケネディー宇宙センターから、11月中旬に打ち上げられたマーズグローバルサーベイヤーは、不幸な運命をたどったマーズオブザーバー探査機の、スペアパーツを一部使用しています。

 マーズオブザーバーは、1993年8月に軌道に入るはずっだった3日前に消滅してしまいました。




-----------------------------------------------------------------  


   | Return to Main Page |