---------------------------------------------------------------- 16日午前00時17分(日本時間) 宇宙飛行士のジェフ・ワイゾフとマイク・ロペス-アレグリアは、16日午後11時15分に彼らの宇宙服の電源をシャトルからの供給電源から内部バッテリーに切り換え、今日予定されている宇宙ステーションへ新しいドッキング・ポーを取り付ける為の6時間半の船外活動を公式に開始したと合図しました。 ---------------------------------------------------------------- 16日午後11時56分(日本時間) 国際宇宙ステーションへの新しい与圧結合アダプター3ドッキング・ポートの今日の取付けに先立って、PMAが付けられるユニティーノードの共通接合メカニズムが開けられました。 新しいポートは、シャトル・ディスカバリー号のノーズの上で取り付けられます。 一方、船外活動の飛行士達は、ドリルのような工具を使ってPMAを打ち上げ用パレットから外す作業に手間取っています。 ---------------------------------------------------------------- 17日午前00時14分(日本時間) 船外活動の飛行士達に起こったトラブルは、PMAを固定している留め金ラッチに関するものです。 本来の計画では、このラッチは16本のボルトを外す時の試験で開く予定でしたが、実際にはまだドッキングポートをパレットへ固定したままです。 しかしミッション管制室は、このラッチの試験を省いて先の手順へ進みボルトを外すように指示しました。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前00時27分(日本時間) 若田光一飛行士の操作でディスカバリー号のロボットアームは、ディスカバリー号のペイロードベイにあるPMAドッキング・ポートをつかみました。 一方、船外活動の飛行士達は現在このポートをパレットに固定しているボルトを緩めています。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前00時44分(日本時間) ディスカバリー号のロボットアームは、現在PMA 3をしっかりつかみました。 一方、NASAの船外活動の飛行士達は、打ち上げパレッットからPMAを離す為のドリルのような工具のトルクレートを上げました。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前00時52分(日本時間) ディスカバリー号は現在そのジェット・スラスターが燃焼しないような状態でいわゆる「フリードリフト」しています。これは最後のPMAドッキング・ポートとプラットホームの間の4個のボルトが外される間なされます。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前00時56分(日本時間) 与圧結合アダプター3を固定していた全てのボルトが外されました。 4個の固定ラッチもまもなく外されます。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前01時01分(日本時間) ラッチが開きました。日本の宇宙飛行士の若田光一の操作で50フィートのアームを使ってディスカバリー号のカーゴ・ベイから持ち上げられるようにPMA 3は現在完全に自由です。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前01時06分(日本時間) コンピューター制御のスペース・ビジョン・システムの電源が入れられました。 これは、PMA 3ドッキング・ポートがシャトルのノーズの上の国際宇宙ステーションに取り付けられる時、広範囲に使われます。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前01時18分(日本時間) 与圧結合アダプター3は、シャトルのペイロード・ベイ内の打ち上げ用パレットから離れて国際宇宙ステーションに取り付けられようとしています。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前01時18分(日本時間) ミッション管制室は、ロボットアームを操作している若田飛行士に当初の予定の「ハイホバー」と呼ばれる位置で静止させることを省いて、そのままPMAを取付け位置に移動させるように指示しました。 この新しい計画は、現在加熱している宇宙ステーションのアタッチメントメカニズムにドッキング・ポートの影をより早く与える為です。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前01時40分(日本時間) ディスカバリー号と国際宇宙ステーションが太陽光が当たらない位置にあるとき、シャトル内の宇宙飛行士はロボットアームの先端にあるPMAとザリャー・モジュールのソーラアレイのうちの1枚との距離をはっきり見ることができません。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前01時43分(日本時間) 船外活動をしているジェフWisoff飛行士は、PMAとザリャーのソーラアレイの間のクリアランスが数フィートだと報告しています。 それで、ドッキング・ポートは再びユニティーノードの取付け位置のほうへ動かされ始めました。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前02時12分(日本時間) 宇宙遊泳者のマイケル・ロペスーアレグリアは、Z1トラス上のサーキット・インターラプト装置の再設定を完了しました。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前02時25分(日本時間) あと数分でPMA 3はステーションの取り付け位置へ達します。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前02時36分(日本時間) いま国際宇宙ステーションは、将来のスペースシャトルの訪問の際に使う新しいドッキング・ポートを持ちました。 与圧結合アダプター3は、ディスカバリー号のロボットアーム操作と船外活動宇宙飛行士の目視支援によって国際宇宙ステーションのユニティー・モジュールに取り付けられました。 この新しいポートは、12月に次のシャトルがステーションを訪れる時に初めて使用されます。 現在ディスカバリー号がドッキングしているポートPMA 2は、1月にアメリカのデスティニー研究室モジュールが取り付けられます。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前02時48分(日本時間) ディスカバリー号のパイロットのパメラ・メルロイPは、新しいドッキング・ポートをユニティーノードに固定する16本のモーター駆動のボルトの締めつけ作業を完了させました。 これ以上の締め付け作業は、2つのステーション・パーツ間のシールが熱的に安定する明日実施されます。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前03時01分(日本時間) シャトルのロボットアームは、若田飛行士の操作で与圧結合アダプター3から離れて戻っています。 彼は、船外活動中のジェフ・ワイゾフ飛行士がドッキング・ポートとステーション間のケーブル接続と配線ができるようにアームの先端に乗せて移動させることになっています。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前03時15分(日本時間) 現在、今日の船外活動を開始して4時間になります。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前03時41分(日本時間) 船外活動飛行士は、宇宙ステーションと新しいドッキング・ポート間の配線など今日の作業の締めくくりの準備を始めました。 マイク・ロペスーアレグリとジェフ・ワイゾフ飛行士は、新しい与圧結合アダプター3からユニティー・モジュールまでの配線接続を行います。 一方、NASA当局は2人の飛行士に今日の船外活動で使った足固定器具をキャビン内に持って入るように頼んでいます。 シャトルの宇宙飛行士は、この器具にマイナーなメンテを施して水曜日の船外活動の際に宇宙ステーションの外へ持ち出す予定です。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前04時20分(日本時間) 宇宙遊泳者のマイク・ロペス-アレグリア飛行士は、打ち上げ時に束になっていた電源とデータ用ケーブルをほどいています。ジェフ・ワイゾフ飛行士は実際にPMA 3からノードに配線接続する位置に移動しています。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前04時55分(日本時間) 宇宙ステーションと今日取り付けられた新しいドッキング・ポート間の主ケーブルが接続されました。 ミッション管制室は、電線の通電試験は成功したと報告しています。 現在、船外活動の飛行士達は、予備のケーブルの接続を行っています。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前05時20分(日本時間) 船外活動の飛行士達は、国際宇宙ステーションに今日取り付けられた新しいドッキング・ポートの配線を完了して、現在ペイロード・ベイの片付けを始めています。 彼らは、工具を片付けてこれから1時間以内にディスカバリー号のエアロックへ戻ります。 今日の船外活動は、すでに6時間以上にわたって続いています。 ---------------------------------------------------------------- 17 日午前05時29分(日本時間) マイク・ロペス-アレグリアととジェフ・ワイゾフ飛行士は、シャトル・ディスカバリー号のエアロックの再圧を行っています。今日の船外活動は、公式に7時間7分で終了しました。 船外活動は、昨夜11時15分(日本時間)に開始されて今朝5時22分に終了しました。 これで、ディスカバリー号のフライト中の2回の船外活動はトータルで13時間13分になりました。 国際宇宙ステーション建設の為の船外活動としては、8回目を記録してトータル時間は55時間50分になります。 国際宇宙ステーション建設の全スペースシャトル計画では、52回の船外活動で324時間26分が予定されています。 |