5月27日付け CNN Interactive TECH Space 掲載の論説記事

「ジョン・ホリーマンの The View forom Space 」


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 私は今週、NASAの最年長と最年少の飛行士と2時間を過ごしました。ジョン・グレン上院議員はワシントンのナショナルモールで行われる1998スペースデイ開催のリボンカットを行いました。スペースシャトルの実物大模型の回りに集まった数百人の子供達に「君たちは合衆国の宇宙計画の未来を担うんです。この未来はアメリカの為だけのものではありません。世界的な事なのです。」と語りました。彼は7月18日に77歳の誕生日を迎え、その週の間はシャトルでの飛行の最終準備をします。

グレンは、皆さんに見て欲しかったスペースデイ・サイバースペース・チャットで私と同席しました。このアメリカのヒーローが10月にシャトルで軌道に上がった時に何をやりたいかについての話を聞くのは非常におもしろいものでした。最初に彼がやりたい事は宇宙船の中を動き回るということがどういう事かを知る事なのです。というのも、1962年の狭いマーキュリー・カプセルの中では、彼はほとんど動くことさえできなかったのです。それで彼は何にも気にせずに宇宙で仕事をしたいのです。彼は船長のカート・ブラウンやスペインと日本からの二人の国際的同僚の事を大変ほめていました。

上院議員はミッションの準備を整える為に今週ヒューストンで再度訓練を行います。 訓練はつらいものです。午前8時30分に開始すると夕方6時か6時30分までぶっとうしで行われます。それに今ヒューストンは暑いのです。彼は今週分の講習を受けていますが宇宙服を着た訓練も受ける予定です。彼は地球上空を飛ぶシャトルから小惑星がぶつかってできたクレーターを見分ける講習も受けます。

コロンブス・ディスパッチは今週、グレンが初めて宇宙へ飛行した時に驚きで見つめている10歳になる少年の記事を載せていました。スティーブ・ウイリアムスは10歳ではなく、今はグレンの飛行のコーディネートを行う訓練を行っている実際のクルーなのです。彼は自分はグレンの飛行で発奮させられ、それはまたこの国の年輩の市民や若者達にとってもよい激励となったと語りました。ジョン・グレンについての興味ある事がひとつあります。それは、彼が年輩者にも若い人達にも両方同じように受けがいいと言うことです。7歳の少年にも80歳の老人にも、グレンは相手を理解する事ができるようです。私は、彼が大勢のガールスカウトと一緒にいるのを見ました。 彼は彼女らに、自分はこれまでにこんなに大きなグループのガールスカウトを見たことがないし、こんなにたくさんのクッキーを買った事もないと冗談をとばしました。彼女らは大笑いして、いくつかを彼に売りつけようとしていました。

 彼は老齢のアメリカ人と、彼がシャトルで飛行する時に自分の体を研究することで年輩者の医学的問題似を解決することができるということを話していました。上院議員はそのよく鍛えられた肉体の故に自分が普通の70才代の人間でないことを知っていますが、自分の飛行が老いるというプロセスを研究する扉を開くことで、国の増え続ける高齢世代の役に立つ事を信じています。

ミールへ向けて離陸するシャトルは打ち上げ台の上にあり、6月3日に地球を離れます。ディスカバリー号は皆さんも御存知のアンディー・トーマスを連れ戻す為に飛び立ち、ここしばらくではシャトルの最後の飛行となります。打ち上げ時間はおよそ午前7時10分頃で、ジョン・ザレラと私はあなた方に生中継を送る為に打ち上げ台へと行きます。テレビを見ることができなくても、ここで打ち上げの報道を見ることができますよ。

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http://cnn.com/TECH/space/9805/20/holliman/index.html


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