映画ファンは、もし彗星が地球に突然ぶつかったどうなるのかという世界の終わりの筋書きを現在見ていますが、もし彗星が太陽に突っ込んだらどうなるのでしょうか? それが今週起きました。しかも2回も。 月曜日に最初の彗星が太陽に突っ込み。2番目は火曜日に突っ込んだとNASAは語っています。 この衝突とはどうも関係ないようですが、火曜日には太陽が多量の太陽ガスを内部から吹き出したと科学者達は語りました。このガスの噴出は「コロナ質量放出」と呼ばれています。 NASAの Solar and Heliospheric Observatory (SOHO) 衛星はこの出来事の写真を撮り、アメリカ宇宙局は水曜日遅くにこの画像を公開しました。 それぞれの彗星は「 Kreutz の太陽をかすめる彗星」と呼ばれる太陽表面3万マイル以内を通過して太陽の大気を通り抜ける彗星の種類のものです。 SOHO は1995年の打ち上げからこのような彗星の写真を50以上撮ってきました。今週の彗星は SOHO54 と SOHO55 と名付けらました。 NASAは SOHO はかつて今週起こったような間隔が短く連続して彗星が太陽にぶつかる画像は撮った事がないと言っています。 また宇宙局は太陽のガスは地球から離れた方向を向いており、地球や軌道上の飛行士や衛星などには危険を及ぼさないと言っています。 ----------------- |