新しい種類の実験として、日本の2つの衛星がお互いに一度離れて自動でドッキングするという実験に成功しました。
昨年12月に1つのモジュールとして打ち上げられていたこれらの衛星は、火曜日に再ドッキングする前に2メートルまで離れました。 宇宙飛行士に誘導されて行う類似の作業はこれまでも行われていますが、自動で行うというのは初めての事になります。衛星が秒速7キロメートルで動いている事を考えると技術的に精微な実験だと、NASDAは声明を出しています。 2つの衛星は、毎年7月7日に天空の恋人達がに天の川を渡って会うことができるという日本の伝説にちなんで「織り姫」と「彦星」と名付けられました。 日本の宇宙計画は、日曜日の火星への惑星探査機打ち上げから成功の幸福感に浸っています。 プラネットBとして知られる探査機の打ち上げは、日本をこれまでに惑星探査機を打ち上げた事のあるアメリカやロシアに並んで宇宙クラブの精鋭国家にしました。 火星の磁場や太陽風の活動の観測などが沢山の研究計画に織り込まれていますが、科学者達は、火星の表面下に水が存在するかどうかを調べる音波実験データを入手したがっています。 アメリカのミッションで写した写真には、火星での生命体形成の推測を沸き立たせる、氷と思われる黒い斑点が写っていました。 |