先週、持ち帰った雪のサンプルの顕微鏡による解析により、昨年12月南グリーンランドに落ちた巨大隕石の衝突場所が特定されました。
先週、天文学者のホルガー・ペダーソンとコペンハーゲン大学の地球物理学者トルベン・リスボは、予備段階のグリーンランド南西地域のアイス・キャップの調査を行いました。 ヘリコプターによって雪のサンプルを収集し、彼らは隕石のくずが氷河を覆っている雪の中に残っているのではないかと期待していました。科学者達が隕石を発見できるのではないかと期待している氷河を覆っている雪のかたまりの非常におおまかな3本の異なる線上に沿って40コのサンプルが集められました。 これらのサンプルはグリーンランドの研究所に持って行かれ、リスボによって顕微鏡解析され、隕石の物資の兆候があることが明確になりました。ミリメーター以下のサイズの球形の茶色のガラスの粒子が、それらの後に跡を残す小さなガラスの尾と一緒に発見されました。他の粒子は隕石の結晶構造の手がかりを与えるように思えます。しかし、この事は電子顕微鏡による解析が行われるまで確認する事はできません。 今月末に予定されている衝突地域への徒歩とヘリコプターによる主段階の探検は、先へ押し進められなければならないかもしれません。現在は調査の範囲を狭める為にもっと多くの雪のサンプルを集める事が重要であるように思えます。 -------------------------------------------- |