7月15日付け CNN Interactive TECH Space 掲載の論説記事

「ジョン・ホリーマンの The View from Space 」


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 アマチュア天文家として、私は高級クラブにいます。合衆国には一万を少し越えるぐらいの望遠鏡を所有するアマチュア天文家がいます。私は歴史を作った2人のアマチュア天文家と今週時を過ごしました。

 ティム・パケットさんはジョージア州にあるパケット観測所を建設し運営しています。彼は店で売っているミード社の12インチ望遠鏡を買って超新星の発見に使いました。彼はこの数週間で2個の(超新星を)発見して、世界の超新星発見者のベスト10に躍り出ました。彼のパートナーであるアレックス・ラングーシスさんは大きな観測所で彼を援助していますが、アトランタのフェルンバンク科学センターでボランティアもしています。

 望遠鏡の世界では(口径が)大きい程良い望遠鏡となっています。ティムは手作りの小さな望遠鏡から24インチの主鏡を持つハンドメードの望遠鏡に替えました。それはおそらく南アメリカではママチュア天文家が持つ最大の望遠鏡でしょう。それを使うとすばらしいものです。我々が訪れた夜には、かすんだ空を通して遠い銀河を見ることができました。しかし、満月はかつて見たよりもずっと壮観なものでした。月面のアポロ着陸船が着陸した地域を見ることができます。

 フェルンバンク科学センターにはティムの物よりも大きな36インチの望遠鏡があります。しかしアトランタの下町が近いせいで街明かりの光害が問題になっています。それでも日没直後に水星を見る事ができました。

 今週CNNはアレックスとティムの話題を放送する予定ですし、これからも彼らを訪ねます。二人とも言ってました。「外に出て夜空を見上げれば、誰でもアマチュア天文家になれます。」と、私もやってみましょう。


 宇宙産業は多忙

 プロの宇宙探査や報道の世界は忙しい時を過ごしています。ジョン・グレンは10月の軌道への飛行に備えて準備を続けています。CNNはグレンのミッションのよりエキサイティングな報道を計画しています。それには、彼の少年時代の友人やマーキュリー時代の飛行士仲間、今日彼と一緒に仕事をしているクルーメンバーのインタビューを織り交ぜた2〜3の長編ドキュメンタリーを放送します。CNNの2週間にわたる打ち上げの報道に加えて、これは大変野心的な計画です。

 ガリレオ探査機は今週さらに接近して木星の容姿を見る為の準備をしています。ジェット推進研究所は、次の遭遇には日曜夜に始まる木星の月エウロパとの接近通過も含まれると報告しました。

 今週私は、旧友アラーン・ビーンから便りがありました。彼はアポロ12号の飛行士ですが、帰郷してすばらしい絵を考案し、月面やその上を移動する飛行士の絵を描きました。彼はイラストを使って自分の経験を描いた「アポロ」というタイトルの新しい本を書きました。 それはアンドリュー・チェイキンによって追筆されています。まだ売り出されていませんが9月までには売り出されるでしょう。


 シャトル用の特別装甲

 スペース・シャトル全船は10月まで何処にも行かずにケネディー・スペース・センターのハンガーにとどまっています。しかしそれは、新しい国際宇宙ステーションの建造の間に隕石による被害が増大する事に直面しているからなのです。シャトルのカーゴベイ・ドアはアメリカの宇宙船の室内温度を維持する冷却パイプの特別防御材が取り付けられています。

 新しい宇宙ステーションは最初のロシアのハードウェアーのピースが打ち上がる11月までは滞っているでしょう。CNN Interactive は読者に対してクイック投票を行い、ロシアが約束したステーションのパーツを製造して打ち上げを行うかどうかをどう思うか尋ねました。

 皆さん達は信用しないかもしれませんが、57パーセントの人達がロシアはステーションの義務を果たさないだろうと言っています。  
 

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http://cnn.com/TECH/space/9807/15/holliman/index.html


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