8月5日付け CNN Interactive TECH Space 掲載の論説記事

「ジョン・ホリーマンの The View from Space 」


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 皆さん達は、アラン・シェパードの追悼番組をご覧になったと思います。CNNがそれを行ったのですが、それは存命中のマーキュリーの飛行士達にも見る機会を与えました。シェパードの死は、7人の飛行士達の中で冗談好きだったウォリー・シラや皆さん達のスペース・レポーターの目に涙を誘いました。

 10月のジョン・グレンの出発の放送計画がせまって来ています。ウォルター・クロンカイトは打ち上げと着陸の放送の副司会者を努めることを了承しており、ミッション中はヒューストンからCNNに出演します。CNNはこの事を先週公式に発表しましたが、私も地上で高名な放送ジャーナリストを経験することは震えるように感激する事だとお伝えしなければなりません。彼は経験や知識に富んだ人ですので、私達みんなにとって、グレンが出発する時の彼の司会ぶりを見れば、グレンが最後に宇宙に行った時の話をしてくれたりして、おもしろいものになるでしょう。

 幾人かの人から、アメリカ人が搭乗していないミール宇宙ステーションがどうなっているのかを知るようにという手紙が来ました。それはうまく行われています。ロシアのステーションが行う無線の送受信を傍受している人たちは、空調に関するいくらかの小さな問題はあるが、ミールは機械の悪魔というよりはむしろ実験研究室に戻っていると言っています。

 2人のロシアの宇宙飛行士が、ステーションの溶鉱炉で化学製品を使った実験を行っているのです。

 ステーションの将来の計画には、まだいくらか疑問がありますが、次期乗組員飛行士が8月13日にミールへ向かって打ち上げられる予定です。新しい乗組員達はその2日後にドッキングします。次回の無人貨物宇宙船は10月15日にミールから離れます。次のプログレス輸送船は、巨大な鏡を輸送することが考えられます。この鏡は、夜に地球の暗い地域に太陽の光りを反射させて、冬季を少しでも快適にする事が可能です。航行装置に少し問題がありますが、ロシアの地上管制官達はこれらの問題を11月までに解決するように作業を進めています。

 来週、私は新しい宇宙ステーションを建造する訓練を行っている飛行士達と話す為に、ヒューストンへ赴きます。我々は、実物大の宇宙ステーションの装置が沈めてある巨大な水槽の中で船外活動の訓練をしている飛行士達を目にするでしょう。私達は、新しいステーションで使う現在の宇宙服の記事を企画しており、また新しい宇宙飛行士と会って、アメリカの宇宙飛行士としての仕事を手に入れる為に行われた事について話す予定です。

 新しい宇宙ステーションの最初の乗組員のメンバーの一人になったセルゲイ・クリカレフは、宇宙ステーションで住む為に出発する前に、それを一つに連結する援助を行うのです。NASAは、彼が12月3日に打ち上げられる最初のアメリカによる組立ミッションの乗組員になる事を発表していました。この飛行では、ユニティーと呼ばれる最初のアメリカ製のハードウェーのピースが、Zarya と呼ばれる最初のロシア製のピースと連結されることになります。

 一つのピースから電力コードを外部へ引き出して別のピースへを接続していく為の一連の船外活動が予定されています。NASAの局員が私に、「このミッションで、 シャトルにロシアの飛行士を搭乗させれば、宇宙ステーションの両国のピースが連結された後で、それらが適切に作動しているかの確認が容易になるんです。」と教えてくれました。
 

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http://cnn.com/TECH/space/9808/06/holliman/index.html


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