私は、今週ジョンソン・スペース・センターにいます。初めてのミッションの為に2年間の訓練を行ってきた新人の飛行士達と会ったり、国際宇宙ステーション建設の時に使われる新しい宇宙服を近くで見るつもりです。宇宙飛行士になるには何をするのか、シャトルのクルーに任せられる仕事を得た時には何をしなければならないのかについて、すばらしい取材をして帰りますのでぜひ見て下さい。
新しい国際宇宙ステーションの建造は更に遅れるかもしれません。公式には誰もそれを確認できませんが、NASAの幾人かの人は、ロシア宇宙局の資金不足の問題が、宇宙ステーションのパートナーへ、来年の今頃まで最初のステーションの装置の供給を遅らせるのではないかと心配しています。View from Space を長いこと読んでいる皆さんは、現在発表されている打ち上げスケジュールに変更になった時よりも早くに、およそ6ヶ月は遅れると話していた事を覚えていらっしゃると思います。 ところで私は、ここで宇宙ステーションの任務遂行の訓練を行っている数名のロシア人飛行士達が泊まっているJSCの近くのホテルに滞在しています。あまりにひどい私のロシア語と彼らのまだ完全でない英語では、多くの会話はできませんが、ロシアの宇宙計画の資金問題に関する彼らの意見を聞いみるつもりです、そしてこのページで皆さん達にお聞かせしましょう。 SOHOが故郷と連絡 SOHOが地球から数百万マイル離れた所で止まっている事を覚えていますか、太陽を見物でもしているのでしょうか? SOHOは、地球の管制官達との通信が途絶えてしまったのですが、数日後に地上からのいくつかの命令には反応するようになりました。分析者達には、SOHOの2つの主バッテリーのうちの一つが電気容量を失ってしまっている事がわかっています、エンジニアー達はそれを再充電させようと努力しています。もしSOHOが直らなければ、我々は太陽風の早期の警報や、地球のメインのエネルギー源を近寄って観測する価値ある道具を失う事になるのです。 ジョン・グレン上院議員と彼のシャトルの乗組員の仲間は今週、ケネディー・スペース・センターで10月29日からのシャトルのミッションの為の毎日の訓練を行っています。まもなく皆さんは、グレンと彼のシャトル・ミッションについての2時間の長編ドキュメンタリーを制作しているチームによるグレンやその他の多くの人達へのインタビューの詳細なテキストを見ることでしょう。最初の一つは、打ち上げ前の週に放送され、他は STS-95 グレンのミッション後の地球へ帰還してから放送されます。 新しいミールのクルーが到着 先週、新しいロシアの宇宙飛行士達のクルーがミール宇宙ステーションへ向かって出発しました。3人のクルーは土曜日にミールへドッキングしました。アプローチ最後の数分で自動ドッキング・システムが故障しましたが、ソユーズの船長(現在はミールの船長)ゲナディー・パドルカは支障なくドッキングができました。 今回の新しいクルーには、ロシアのエリチン大統領の前セキュリティー・アドバイザーのユーリー・バツーリンやエンジニアのセルゲイ・アフデイエフが含まれています。計画ではバツーリンは、ミールにおよそ2週間滞在して、帰還するクルーと一緒に地球へ戻ることになっています。他の2人の飛行士は2月までミールへ滞在する事になっていますが、エンジニアのアフデイエフは、来年夏にミールを放棄する時まで残るかもしれません。 |