CNN で以下のような記事が報じられています。
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ミールへ最後のアメリカ人飛行士が出発
ロシアのミール宇宙ステーションへアメリカ人飛行士が搭乗する計画は延長されて
いますが、この計画の７人目で最後のアメリカ人飛行士をミールへ連れて行く、ス
ペースシャトルの出発のカウントダウンが始まっています。
「私の宇宙ステーション用ヘアーカットはどうですか？ あと４ヶ月でまた伸びて
くるかなあ。まあ無理でしょうけど。」アンディー・トーマス飛行士はレポーターに
短く刈り込んだ自分のブロンズヘアーをたたきながらこう言いました。
スペースシャトルエンデバー号は木曜日の夜（日本時間で金曜日午前）にトーマス
飛行士を乗せて打ち上げられることになっています。
オーストラリア生まれのエンジニアーは、９月からミールに搭乗しているデビッ
ド・ウルフ飛行士と交代します。
トーマスは「科学機器を使って１２年になる宇宙ステーションを直すのに十分な時
間を費やしたいと思っています。飛行が近づいた今になって、それまで無かった実感
がわいてきました。」と語りました。
トーマスは、４ヶ月半に及ぶミールへの滞在期間には、室温調整システムやその他
のステーションの装置の具合が悪くなった時は、たまには住み心地のわるい時もある
と覚悟しています。エンデバー号は、新しい空調機とミール用のコンピューター、十
分な食料、水、その他の供給物資を運び上げます。
老朽化した宇宙ステーションは、昨年はずっと、度重なるコンピュータークラッ
シュやモジュールの一つをだめにした輸送飛行船との衝突などの技術的災難に苦しん
できました。しかし、トーマスは「自分のミッションは、安全なものになると信じて
いるよ。ミールなんだから、怖じけづいてなんかいないさ。避けられない恐怖は４ヶ
月のうちに飛んでいってしまうよ。」と語りました。
トーマスはロシアのスターシティー飛行士訓練所で一年間、訓練しました。彼は
「ミールは思ったより複雑ではないが、自分の時間のほとんどは、ミールと自分自身
を死なないように生かし続けるのに費やされると思っています。いかなる理由があっ
ても、これを簡単な仕事だと思ってはいけません。、現実的な見通しとしては、これ
は困難な任務できつい仕事になりそうです。」と語った。
トーマスは、クラシック音楽のＣＤやビートルズのレコード、「Monty Python's
Complete Waste of Time 」と呼ばれるCD-ROM について語り、これをロシア人に
説明すれば、軌道上で ねばり強い仕事ができるはずだ。」と語りました。
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