アメリカ国務省スポークスマン・ジェームス・ルービンは、
ミサイル・テストと衛星打ち上げとして両方報告されいた北朝鮮の8月31のテストは、「非常に小さい衛星を軌道に乗せようと」試みたものだったことを、月曜日に確証しました。
この衛星は軌道に届きませんでしたが、米国政府は現在、北朝鮮は、ルービンの言葉を借りると、より長距離で「兵器を搭載して打ち上げる能力」や「隣国を脅かす本来の能力の確信」を持ったと思っています。 ルービンが、この新しいミサイルを、この地域の「アメリカ同盟国に対する脅威」と考えると語りました。 アメリカ情報部当局者は、CNNに対して、 このミサイルは、 3,000マイル以上の射程能力をもつ3段型ミサイルでり、理論上ではアラスカの大部分にも届くと伝えています。この情報筋は、 この新しい能力は、北朝鮮のテポドン・ミサイルに長距離射程能力を与えたが、その拡張射程距離では重いペイロードを運ぶことができないだろうと伝えています。アメリカ情報部の上層部は公式に、このミサイルは、その開発段階では非常に不正確であると、語っています。 北朝鮮が衛星打ち上げを試みたというルービンの声明は、この日早くに韓国の国防大臣 Chun Yong-taek から反論されました。Chunは、この打ち上げは、おそらく弾道ミサイルのテストだけの為に行われたものであると語っています。 「北朝鮮によって発射された物体はミサイルである可能性が高く、衛星ではなかった。」とChunは、記者団に対して、韓国駐在アメリカ軍も同意見だと主張しながら述べました。 しかし、ソウルの報道機関は、「北朝鮮の打ち上げは、本当に衛星を軌道へ上げようとして失敗したものだ。」という未確認の政府筋の言葉を引用しています。 Dong-A Ilbo新聞と他のメディアは 、ソウル政府は、ロケットの第一段は日本海に落ち、第二段は日本を飛びこえて太平洋に着水したと思っていると書いています。 軌道に乗ったが、機能していない? 彼らは、第3段ブースターは、 第2段と分離した後 27秒して着水したと思われると語っています。北朝鮮は、最初の第2段までは液体燃料を使って、第3段は固体推進剤をを使っていると言っています。 ルービンの声明は、先週、北朝鮮が衛星を打ち上げたと述べた、韓国の外務大臣Hong Soon-youngによってワシントンで出された物を確かめました。Hongは、自分の情報は、未確認のアメリカの科学者から出たもので、韓国と日本の当局で共有されていると語っています。ワイオミングのクレイグ・トーマス上院議員は、「NASAは、軌道では明らかに機能していないと言っても、この打ち上げは衛星を軌道へ投入しようとしたものだと思っている。」と述べた事に賛成しています。 軌道100周回という主張 一方で北朝鮮は、この衛星は、「Kwangmyongsong No. 1」または「明るい星」と命名され、地球軌道を100周したという主張を続けています。 北朝鮮中央通信は、「この衛星は、宇宙開発を早めている事や、信頼される国力や先進科学技術における DPRK(北朝鮮)の能力を実証した。」と伝えています。 |