CNNで以下のような内容の記事が報じられています。

  (詳細は下記のページでご確認ください)


CNN Interactive TECH Space

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ボイジャー1号は現在宇宙の人工物体で最も遠方に位置する。
 ボイジャー1号探査機は、水曜日に、これまでのパイオニアー10号の記録を抜い
て宇宙にある最も遠方にある人工物体となりました。

 20年以上も前に打ち上げられたボイジャー1号は現在、太陽から65億マイル
(104億キロメートル)の距離にあり、時速3万9千マイルで航行しています。
その記録は、午前5時頃に達成されました。

 ボイジャー1号とパイオニアー10号はどちらも太陽から離れて行っており、正確
にはだいたい反対の方向に進んでいます。

 ボイジャー1号は1997年9月5日に、ケープカナベラルから太陽系の探査計画
の目的で打ち上げられました。それは1979年3月5日に木星を通り過ぎ、
1980年11月12日には土星を通り過ぎました。

 土星を通り過ぎる時には、土星の月「チタン」からの重力でボイジャー1号は「黄
道面」(この面は冥王星以外の全ての惑星にあるものです)に沿って太陽系外へと放
り出されました。

 この探査機の装置は、双子のボイジャー2号と共にまだ活動中で太陽系の外側の縁
を探っています。

 ボイジャーは現在惑星を過ぎて、太陽の電磁場が先細って、星間の始まる所にいま
す。

 天文学者達は、この位置やこの境界の場所の構造に興味を示しており、ボイジャー
1号が「クロスオーバー」して太陽系が存在する時に送り返してくるデータを待ち望
んでいます。それは、3年から5年後に起こるはずです。

 ボイジャーが来るまでは、最も遠い所にある人工物体だったパイオニアー10号
は、1972年3月2日に打ち上げられました。そのミッションは公式には、
1997年3月31日に終了していますが、一部の装置はまだ動いており、NASA
の科学者達は、時々それをチェックしています。


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 (曜日、日付、時刻は日本時間に直して訳しています)


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