CNN で以下のような記事が報じられています。
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ミールステーションは電力断の後回復の兆し
金曜日にミール宇宙ステーションは太陽電池パネルを太陽に向けるコンピューターが
ダウンし、電力の大部分の供給が止まった。しかし、ロシア当局は、その日の遅く
か、土曜日には故障した中央モジュールが予備パーツで修理され、コンピューターは
再起動し電力は回復すると言っている。
バックアップの電力はまだ、来月で12年目になる老朽化した太陽電池のバッテ
リーから供給されている。
コンピューターのダウンは、1997年には7回も起こっているもので、乗組員を
脅かすものではないと、当局の職員は語った。
しかし、この問題はステーションの太陽電池パネルを太陽の方へ向ける電動ジャイ
ロスコープにも問題をきたすので、ステーションの生活を不便にする。
「コンピューターが故障したということは、ジャイロスコープの回転が止まり、ス
テーションのモジュールが必要なだけの電力がまかなえなくなっていることを意味す
る。ミールの乗組員は通常メインカプセルで作業を行っている。」とミッションのオ
フィサーは語った。
ミールのメインコンピューターは昨年11月に取り替えられたときに、最新のモデ
ルにはならなかった。「老朽化したステーションの技術的メインテナンスの方に多く
の費用が要求されたので、最新システムに替えることがでかなかった。」とオフィ
サーは語った。
前回のコンピューターダウンの時は、乗組員がステーションを安定させ、太陽電池
パネルを太陽の方へ向けるようにスラスターエンジンを点火した。
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