CNNで以下のような内容の記事が報じられています。

  (詳細は下記のページでご確認ください)


CNN Interactive TECH Space

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宇宙は加速しながら膨張しているとわかり科学者達は唖然
 科学者達は、宇宙が減速と言うよりも加速しながら、謎の力によって膨張している
事を発見し、頭をかいて悩んでいます。

 「もし、それが本当なら、数十億年後には夜空から星は失くなってしまうだろ
う。」とある天文学者は語りました。

 「宇宙は見た目に本当に寂しい所になってしまうだろう。」と天体物理学者の為の
ハーバード・スミソニアン・センターのロバート・カーシュナー氏は語りました。

 もしこの発見が正しければ、アルバート・アインシュタインが自分の大きな間違い
だとして捨て去った最初の理論を、支持することになります。

 「それは、私たちが、まだ他に小さな影響が派生しないかどうかと心配していると
いうような奇妙な結果になっている。」とカリフォルニア大学のアダム・リーズ天文
学者は述べました。

 この発見をしたカーシュナーやその他の15人のメンバーから成る国際チームの一
員のリーズは「間違いにしては、具体性があるものだ。」と語っていますが、何かを
見つけたわけではありません。

 この発見は先月ロサンジェルスの科学者会議で議論され、サイエンス・ジャーナル
で報告されました。
 
 ハッブル宇宙望遠鏡やハワイやオーストラリアやチリにある地上望遠鏡を使って、
天文学者達は、14個の超新星の破片や地球から70から100億光年離れた爆発す
る星々を追跡したり繰り返し測定を行っています。

 チームのメンバーは、遠くにある超新星が離れて行く速度を測定しました。それら
の比率が、地球にかなり近い超新星の動きの速度と比較されました。

 「その結果、遠くにある超新星ほど我々から高速で離れているということになり、
それは、宇宙がその分速くなりながら膨張しているということを示している。」と
リーズは語りました。

 彼らは、宇宙の膨張は重力の影響から減速しているという結果になるだろうと思っ
ていました。

 「人々は、宇宙はビッグ・バンの惰力で広がっていると考えていたのですが、我々
はそれがスピード・アップしていることを発見したのです。」とカーシューナーは述
べました。

 ビッグ・バン理論によると、宇宙は120億年前に一点から爆発して現在も膨張し
ている事になっていますが、その膨張速度は減速する事になっているのです。しか
し、リーズや他のメンバーは宇宙は実際には50ないし70億年前から加速しながら
広がっている事を発見しました。

 「この発見はあまりに驚くべき事なので、誰もがその判断はすぐに下さないだろ
う。」とシカゴ大学の天文学者ロッキー・コルブ氏は語りました。

 カーシュナーは、「この結果が受け入れられるまでには、激しい論争が起こるで
しょうが、この予備結果は、他の天文学者のグループで行われている平行して行われ
ている研究では受け入れられています。私たちは、それを、こんな気味の悪い力では
なく、何かもっと平凡なことを使った別の解釈で説明できないものかと頭をかきなが
ら考えているんですが。」と語りました。

 それは、宇宙の膨張を重力に逆らって働き、加速させているので、気味の悪い力と
呼ばれています。

 「もしこれが、他の結果や他の研究方法によって確認されれば、宇宙には何かもっ
と重要な別の構成要素があると言うことになります。」とカーシュナーは述べまし
た。

 宇宙を通って動く物資は減速するのではなく、新しい力が、(もしこの研究が正し
いならば)加速させています。

 それは非常に奇妙なことだけど、奇妙なことが、真実になってしまうということが
先行しないということでもありません。

 近代物理学は4つの力を証明しています。「強い力」という原子核がお互いに引き
合う力、「弱い力」という原子の崩壊を引き起こす力、「電磁力」という原子の回り
の軌道の電子を引きつける力、そして「重力」です。

 カーシュナーは「5番目の力が作用しているはずだ。」と言っています。

この5番目の力考え方は物理学者によって予言されてきました。

 もしこの研究が正しいのなら、宇宙は実に加速して膨張しており、この発見は天文
学者達の疑問を解く事ができるのです。

 いくつかの測定で、宇宙の年齢はおよそ100億歳とされています。しかし、それ
はいくつかの測定された星の年齢よりも若いのです。

 この宇宙の加速膨張説をつかうと、宇宙はおよそ140億歳となり、最も年老いた
星よりも20数億歳だけ高齢ということになり、娘が母親よりも年老いているという
矛盾はなくなります。

 アインシュタインは最初は、リーズが「時空間における真空中に存在する気味の悪
い力」と表現した物と同じ「宇宙項」というものを提唱しました。

 リーズは、「このアインシュタインが捨て去った宇宙項こそが加速膨張説を説明で
きる唯一の理論だ。」と言います。

 「我々の毎日の実験結果は、真空とは空で、何も存在しないものだと伝えます。し
かし、それは真実ではないかもしれません。そこには、真空に関係するエネルギーか
力が存在するかもしれないのです。」

 「近すぎる距離では、この気味の悪い力は検知する事はできません。しかし、70
億光年から100億光年を越す距離では、この力は、重力に打ち勝って宇宙を加速さ
せるだけの十分に強い力として計算できるだけの何かに変わるのです。」

 「私はこの力がこれまで見つからなかった事に驚いてはいません。この力は、小さ
なスケールでは非常に弱い力で、あなたが振り返って見て、初めて認識できる物にな
ります。それはたくさんいるアリみたいな物で、一匹では弱いですが、たくさん集ま
ると大きな重石でも持ち上げる事ができるようになります。」とリーズは語りまし
た。
     


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 (曜日、日付、時刻は日本時間に直して訳しています)


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