CNN で以下のような記事が報じられています。
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銀河の中央に存在するブラックホールの新しい証拠
水曜日に天文学者によって発表された新しい物証によると、銀河の中央に居すわ
り、太陽の２６０万倍もの大きさを持つ巨大なブラックホールは、重力的なアンカー
を供給しているようです。
ドイツとアメリカの研究チームは、射手座Ａと名付けられてたブラックホールの
近くにあるいくつかの星の速度が、秒速６００マイル（時速３５０万Km）以上であ
ることを発見しました。
「これは、我々がこれまでに見てきた銀河中央の超巨大なブラックホールでは
最も強力なケースである。」と天文学者の Andreas Eckart は記者会見で語りまし
た。
射手座Ａはわれわれの太陽やその周りを回っている惑星からおよそ２万６千光年の
距離にあります。１光年はおよそ６兆マイル（９兆６千Ｋｍ)にあたります。
ブラクホールは、なにも（光でさえも）その支配から逃れられないような、密度と
重力から存在しています。光を反射しないために、ブラックホールは見ることができ
ません、唯一、星やガスや近くの塵の動きを測定できるだけなのです。
ブラックホールが、地球があるこの銀河の中央に存在しているという理論は、これ
まで長い間、議論されてきました。そして多くの天文学者は、この理論を支持するこ
れまでの物証を拒絶してきました。
しかし、水曜日の記者会見で研究者達は、これらの発見を最もうまく説明できると
いう意味で、最新のデータはブラックホールの考え方を支持していると述べました。
ハーバード・スミソニアン・センターの天文学者達は、銀河中央の物体の動きを電
波望遠鏡を使って測定しています。彼らはそれが銀河の他の部分と比較すると相対的
に動いていないこを発見し、ブラックホールの理論と矛盾しないことを突き止めまし
た。
ドイツの別の研究チームは、何千もの星がぎっしりとした円形にかたまって、ブ
ラックホールの周囲に存在していることを発見しました。これらの星は素早く動くの
で、ブラックホールは我々の太陽の２千６百万倍の大きさをもつはずだとしていま
す。
射手座Ａの周りに集まっている星の多くは年老いた星で、ブラックホールがこれら
の星を長い間吸い続けて、最後には飲み込んでしまいながら、徐々に巨大化している
のではないかということを暗示しています。
科学者達はまた、Old Fithful と名付けられた別のブラックホールの証拠も発表し
ました。
Old Fithful は射手座Ａよりもパワフルで、物資をドーナツ状の円盤に吸い込み、
それを噴火して、エベレスト山に匹敵する量の物資を秒速171,000マイル
（274,000Km)の速さで吹き出しています。
「それは、信じられないほど猛烈である。合衆国が１年間で作り出すエネルギーの
１兆倍と言えばいいだろうか。」とカリフォルニア技術協会の Steven Eikenberry
は語りました。
ブラックホールが活発なときは、これらの噴火は３０分おきに起こります。規則正し
い噴火の為に、ＮＡＳＡの科学者達はこのブラックホールに、同じように規則正しく
噴火するイエローストーン国立公園のOld Fithful 間欠泉の名前を取ってニックネー
ムを付けました。
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