ケロシン(灯油)を原動力として飛び、衛星を放出した後はヘリコプターのように着陸できるように設計された有人ロケットのプロトタイプが、費用節約を売り込んでいる会社によって初公開されました。
レッドウッド市のロータリー・ロケット社は、「Roton」は水素の代わりにケロシンを使い、打ち上げコストを90パーセント切り下げる事ができると言っています。 それは ロケットのように打ち上がった後は、プロペラを開いてヘリコプターのように着陸するようになっています。 「Roton ATV」と称号を与えられたこのプロトタイプのロケットは、打ち上げ用のエンジンはついていません。それは、ロケットの着陸システムをテストすることに使われます。そのシステムは、先端に着いたローター・ブレードを使ってロケットの降下速度を落とし、ヘリコプターのように着陸させます。 このローターブレードは、再突入の時に開いて、推進エンジンが着陸地点の上空500フィートで噴射します。この推進エンジンは、ブレードの回転速度を上げてRotonをホバリングさせるように設計されています。 この着陸システムの試験は、今月開始することになっています。 「完成したRotonは、2000年夏のいつかまでには宇宙に打ち上がり、低軌道に衛星を放出して帰還します。」と社長のガリー・ハドソンは、月曜日に語りました。 このロケットは、個人が開発した宇宙航空機に初めて搭乗することになるの2人の宇宙飛行士によって飛行されます。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9903/02/rotary.rocket.ap/index.html |