3月4日付け
CNN Interactive Spaceは

アンドロメダ銀河の中心は宇宙の交通渋滞。

という見出しの記事を報じています。

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 お隣のアンドロメダ銀河の中心では片方の端に星々がたまって一種の宇宙の交通渋滞を起こしていると、水曜日に天文学者達は語りました。

  オハイオ大学のグループを含む国際観測チームは、アンドロメダ中心のこれまでで最も明快で他の銀河では見られないような見解を完成させたと述べました。

  地球を含む天の川銀河など大部分の銀河は、その中心に巨大なブラックホールを持つと考えられています。  

 ブラックホールは、非常に小さく押しつぶされた星ですが、その高密度のために光りでさえも吸い込むほどの重力を持っています。

 でもブラックホールの周囲に螺旋形に存在する星々や物資は時折光の点として見ることができます。

 長い間、天文学者達は、アンドロメダの中心には2つの光の点があると指摘してきました。

 オハイオ大学のトーマスStatlerとその同僚達は、軌道のハッブル宇宙望遠鏡のカメラを使ってこの2つの光点を精密に調べました。

 フェイント・オブジェクト・カメラは、この両方の光の点をスペクトル画像で記録し、 その光を構成色に分解しました。

 天文のジャーナルの記事として彼らは、自分たちの調査では、アンドロメダ銀河のの星は、中央のブラックホールを中心として傾斜した軌道を回っており、その楕円軌道の端でたまっている事を示唆すると言っています。  

 「星が、中央よりを動く時は高速となり中央から離れて動くときはゆっくり動きます。それは正に、 あなたが軌道の遅い所で交通渋滞に巻き込まれたようなものです。 核の中の明るい光点のうちの1つは星がたまっている領域です。そしてもう一方は ブラックホールに接近して突進している領域です。」と、Statlerは声明文の中で言っています。

 カナダの天体物理学研究所のスコット・トレメインが、1995年にこの理論を初めて提唱しましたが、Statlerのチームがこの考え方を指示する最初の観測を行いました。  

アンドロメダに関する知識は、天文学者達が我々の天の川銀河をさらに良く理解するのに役立ちます。  

 遠い銀河を知ることの方が簡単な時もあります。

 「我々の銀河では、我々は木を見て森を見る事ができません。核を見るにはあまりにもたくさんの物資が銀河の中にあるのです。」

 M31として知られるアンドロメダ銀河は200万光年の距離にある天の川銀河に最も近い銀河です。

 1光年は、光が1年間で進む距離でおよそ6兆マイル(10兆km)です。  

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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9903/04/space.andromeda.reut/index.html



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