ロケットは、国際ヴェンチャー企業の外洋衛星打上げシステムの初試験として、太平洋赤道上の改造された油田プラットフォームから轟音を立てて離陸しました。
ダミー衛星を運ぶウクライナとロシア製のZenit-3SL型ロケットは、ハワイの南1,400マイルに配置された自動推進式のプラットフォーム「オデッセイ」から打ち上がりました。 ケロシンと液体酸素を装填された3段式ロケットは、この衛星を地球静止軌道に投入する事になっています。 午後8時30分ESTの打ち上げの成功を確認する為には、11時間半かかる見込みです。 シーランチ社就任の打ち上げは、併船「シーランチ・コマンダー」から実施されました。 会社の役員は、この2艦の母港であるロングビーチで、衛星ビデオ・リンクを使って見守りました。 打ち上げは、支持装置の小さな問題の為に3時間以上遅れました。 慎重を帰した会社は、すでに1日の延期を行っていました。 増大する通信衛星産業の大きな成長を見込んで、初の民間海上打ち上げシステムに5億ドルを投入しているシーランチ社にとっては、今回の打ち上げ実演は重要なスッテプです。 赤道上からの打ち上げは、他の緯度から打ち上げるよりも、さらに重いペイロードを宇宙へ運ぶ事を可能にします。 今回のダミー・ペイロードは、ヒューズ・スペース・アンド・コミュニケーションによって製造された大型商用通信衛星HS 702をシュミレートしています。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/US/9903/27/AM-SeaLaunch.ap/index.html |