ボーイング社は、デルタIIIロケットの2度目の打ち上げを月曜日の夜に設定しています。ボーイング社は今回のミッションで最新で高い打ち上げ能力を持つロケットのカムバックを期待しています。
12層のロケットは、ケープカナヴェラル空軍基地から69分のランチウィンドウの間に、午後9時14分に離陸の予定です。 衛星の分離は、離陸後36分の予定です。 8月のこのロケットの初航海は、事故で終わりました。振動したロールがステアリング・システムを効かなくして制御不能となり、打ち上げ直後に爆破されたのでした。 その時、民間の打ち上げロケットは、PanAmSat社のギャラクシー10通信衛星を軌道投入させる2億2500万ドルのミッションを行っていました。 月曜日の夜のペイロードは、Loral Space&コミュニケーションのためにヒューズ・スペース&コミュニケーション社によって製造された4トンの衛星オリオン3です。 オリオン3衛星は、韓国、中国、日本、オーストラリア、インディア、東南アジア、オセアニアとハワイを含む全アジア-太平洋地域などのLoralの衛星サービス・フリートの C-バンドとKu-バンドのサービス領域を拡大します。 デルタIIIは、デルタIIロケットで使われたコンポーネントと類似の下部構造を持つ3段式打上用ロケットですが、有効積載量能力は2倍あります。 それは、ヨーロッパのアリアンやアメリカのロッキード・マーティン社と対抗することになります。 http://www.cnn.com/TECH/space/9904/05/delta.launch/ |