ボーイングは、新しいデルタIII型ロケットの打ち上げを、回路遮断器が誤動作した為にキャンセルしました。
打ち上げマネージャーは、木曜日の夜に再挑戦すると述べています。 打ち上げ管制室から送られてくるコンピューターの指令が、打ち上げ台の回路遮断器をトリップさせたと、当局は水曜日に述べました。 その結果、ロケットからの窒素ガスの流れを妨げます。窒素は、装置内を凍結させないようにするのに必要なものです。 ボーイングスポークスマンのウォルト・ライスは、誰かがミスをしたのか、装置が故障したのかどうかは、すぐには分からないと言っています。 ボーイングは、2週間前にオリオン通信社の衛星を打ち上げようと2回試みましたが、1度は強風の為に、1度は技術的問題の為に秒読みは中止されました。 昨年8月のデルタIII型ロケッとの初飛行では、空中爆発しました。 ボーイング社は、この事故の原因をコンピューター・プログラムのバグだと突きとめて、修正していました。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9904/22/delta.3.delay.ap/index.html |