4月27日付け
CNN Interactive Spaceは

打ち上げ後トラブルに入った民間の高解像度衛星。

という見出しの記事を報じています。

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 以前は軍事衛星だけしかできなかった詳細な写真を撮ることができる民間の衛星が、火曜日に打ち上げられてすぐに消えてしまいました。

   Ikonos 1衛星を運ぶアテネIIロケットは、高度400マイルの軌道を目指して午前11時22分バンデンバーグ空軍基地の発射台を轟音を立て離れました。

 この探査機との通信は、離昇後およそ8分で予定通りに終了しましたが、予定飛行後刻になってもコンタクトを再確立させることはできませんでした。

 当局は、衛星が軌道上にあるのかどうかも述べることができません。

 この衛星の運営を計画しているデンバーの会社スペース・イメージング社は、すでに予備のIkonosを製造しています。

   ギリシア語で「画像」という言葉から名づけられたIkonos 1は、1メーター四方の物体まで解像できるカメラを持っています。

 スペース・イメージング社によると、それはこの衛星が乗用車とトラックを見分られる事を意味します。

 現在まで、そのようなディテールの地球の写真を撮ることができるのは軍事衛星だけでした。

 一部の専門家は、Ikonos1が撮った写真が、テロリストまたは敵国の政府によって攻撃や軍事進行の計画に使われる可能性があると心配しています。

 連邦政府は、1994年にこの衛星を認可しました。

 私企業のスペース・イメージング社は、その顧客によって、都市計画、環境モニタリング、マッピング、自然災害の範囲の評価、油田やガスの調査、農地のモニターリング、通信ネットワーク計画などのために使われると思っていると述べました。

 ワシントンD.Cにあるアメリカ人科学者達の民間連合の宇宙探査の権威者ジョン・パイクは、政府は、数カ所の写真は売り出すことを許可しないだろうと指摘しています。

 「あなたが持つジレンマは、アメリカのニュース・メディアがこの戦争を報道できる事は確かなのに、セルビア軍はアメリカの軍隊がどこにいるのか分からないとどうして言えるのかという事です。」とパイクは述べました。

 この衛星は、ロッキード・マーティン・コマーシャル・スペース・システムによって製造されました。

 通信装置と画像処理装置と他のシステム・エレメントはレイセオンが製造しました。

 ディジタルカメラ・システムは、イーストマン・コダック社が製造しました。    


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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9904/27/AM-SatelliteLaunch.02.ap/index.html



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