ハッブル宇宙望遠鏡を使って作業してきた科学者達のチームが、火曜日に、「自分達は、天文界で最も熱く論争されたきた疑問の1つの解答を計算できた。」述べました。
質問:宇宙は何歳ですか? 解答:120億才です。 ハッブルのチームは、宇宙の年齢を決定する為には、ハッブル定数( 宇宙がビッグバンから膨張する速度)の値を正確に計算することだという前提の下で作業を行ないました。 もし彼らが宇宙が膨張する速度を測定することができるならば、彼らは単純に逆方向に計算して、ビッグバンがどれくらい前に起こったのかを知る事ができます。 ハッブル定数を正確に決定する事は、およそ10年前にハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられたときに天文学者によって述べられた、その主要な科学的目的のうちの1つでした。 「ハッブルを使う以前は、天文学者達は宇宙が100億歳なのか200億歳なのか決めることができませんでした。」と、カリフォルニア州パサデナのカーネギー天文台の天文学者ウェンディ・フリードマンが声明で述べました。 「宇宙のスケールはそのレンジがあまりにも広大な為に、天文学者達は、宇宙の進化や最終的な運命という最も基本的な疑問に立ち向かうことができませんでした。」 フリードマンは、火曜日にこの調査結果を発表した研究者達のグループであるハッブル宇宙望遠鏡主要計画チームのリーダーです。 このチームは、8年間宇宙の年齢について研究してきました。 ハッブル定数を測定するために天文学者達は、銀河系間の距離を正確に測定する時に使われるケフェウス型変光星と呼ばれる一種の脈動星を調べました。 要するにケフェウス型変光星は、基準となる明るさなのです。それらをどれも等しいワット数の電球だと考えて下さい。 距離は、ケフェウス型変光星の相対的な明るさを変える唯一の要素です。つまり地球から離れ程それは暗くなります。 ハッブルのチームは、6500万光年ほどの距離の18の銀河の中でおよそ 800個のケフェウス型変光星を調べました。 このようにして、このチームは銀河がお互いどれくらいの速度で離れているのかを測定する多くのさまざまな測定技法を校正する為にこの星を使いました。 主要計画チームの天文学者達は、10パーセント以内の精度で膨張測度を計算できたと述べています。 最後に彼らは、1メガパーセクごとに秒速70キロメートルという値を発表しました。(1メガパーセクは326万の光年です。また1光年はおよそ5兆9000億マイルです) これは、銀河が地球から3.3光年離れるごとに時速160,000マイル速くなって動いていることを意味しています。 そしてそれは、宇宙が120億年前に生まれたことを意味しています。 「真実はそこにありました。そして我々はそれを見つけました。我々は、2の要素によって意見が合っていません。現在我々は、まさに10パーセントについて熱烈になっています。2つの要素のうちの1つは、1本足なのか2本足なのか不確かであるというようなことです。10パーセントはつま先を論じるようなものです。これは、前進する大きいステップです。」と、ハーバード大学のロバートKirshner博士が声明で述べました。 ハッブル宇宙望遠鏡主要計画のチームの他メンバーには、オーストラリア国立大学の天文学教授ジェレミー・Mould博士とシカゴ大学天文学部の天体物理学主任教授マイケルS.ターナー博士を含んでいます。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9905/25/age.of.universe/index.html |