新しいハッブル宇宙望遠鏡の画像は、馭者座ABと呼ばれる著しい進化をしている星と、いつの日か冷やされて惑星に凝結するかもしれないこの星を取り巻くガスや塵の渦巻く雲である「プロトプラネタリー円盤」を示しています。
この画像の円盤の雲の中には、天文学者が将来惑星になる「種」だと思っている目に見えるかたまりが写っています。 このハッブル画像の中で、円盤の写りをより良くするために掩蔽バーの形をした窓枠が星自体から出る明るい光を消しています。 最も明るい惑星の種の「かたまり」は、この画像上で9時の位置に写っています。 5時の位置にある非常に明るいスポットは、背景の星です。 馭者座ABのプロトプラネタリー円盤は、非常に幅が広く地球と太陽の距離の1,300倍あります。 この画像は1999年1月に、ハッブルに搭載されている宇宙望遠鏡イメージング分光写真器と呼ばれる観測装置で撮られました。 これは、シカゴで行なわれたアメリカ天文学会の会合で公開されました。 http://oposite.stsci.edu/pubinfo/pr/1999/21/index.html ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9906/02/planetary.seeds/index.html |