スペースシャトルに搭乗している宇宙飛行士達は、土曜日ミラーで覆われたスピンする衛星を放出して彼らの10日間のミッションを完了しました。
この衛星放出は、日曜日の朝早に予定されたシャトルの着陸前のクルーの最後の仕事でした。 カナダの宇宙飛行士ジュリーPayetteが、シャトルノペイロードベイからこのスターシャイン衛星を放出しました。 18ケ国の学生達が、これから6ヶ月間地球の軌道を回る直径19インチの「ディスコ・ミラーボール」をモニターします。 878枚の円形反射鏡をちりばめたスターシャイン衛星は、今年遅く大気圏に落ちて燃え尽きると思われています。 「我々全員が初めて見た物は、ミラーの明滅でした。それはきらめきながら遠くへ行ってしまいました。非常に美しいものでした。」と、この衛星を放出したPayetteが言いました。 この88ポンド(40キログラム)の衛星の設計者は、彼自身の40年以上前のスプートニクやエキスプローラやバンガード衛星の観察が今回のスターシャイン衛星の仕事を促したと言っています。 「当時に立ち戻って考えれば、専門家達に任せるだけでなく、学生達に常に彼ら自身のネットワークを持たせるというのは、非常に新しいやり方だと思います。今、子供達はパソコンでインターネットにアクセスして、世界中どこからでもデータを受け取ることができるのです。」と、アメリカ空軍士官学校の教授を退官したギルバート・ムーア氏が 述べました。 軌道を回る『ディスコ・ミラーボール』 この衛星を覆っている磨かれたアルミニウムのミラーは、太陽からの光を受けてそれを地球に反射するように設計されています。 「基本的には、それはディスコのミラーボールです。」と、NASAフライトディレクターのリンダ・ハムが述べました。 NASAは、世界中の25,000人ぐらいの初等、中等、高校の学生達が、このスターシャイン衛星の軌道をプロットして、その観測が彼らの数学や科学の教育プログラムに組み入れるだろうと予想しており、その情報はインターネット上で共有されます。 シャトルは、フロリダのケネディ宇宙センターへ日本時間日曜日の午後3時03分に戻ってくることになっています。 もし、キューバ上空の低気圧がケープカナヴェラルに雨をもたらすと予報されれば、着陸は月曜日に延期される可能性がありますと、NASA当局が述べました。 もし着陸が予定通りに行なわれれば、94回のスペースシャトルの飛行の中で11回目の闇の中の帰還(夜間着陸)となります。 土曜日の朝、7人の宇宙飛行士達は、装備をしまい込み、ディスカバリー号の着陸システムが順調に作動することを確認するために点検を行ないました。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9906/05/shuttle.01/index.html |