ロシアのミール宇宙ステーションを、来年始めに予定されている廃棄処分から救う為の必死の努力で、ロシアの宇宙飛行士達は、水曜日にその飛行を維持させる目的の基金活動を始めました。
ソビエト宇宙計画の古参Vitaly Sevastyanov及びGeorgy Titovが、ミールを救うための新しい資金を寄付するためにロシアに呼ばれました。 「このステーションを沈めることは、我々の子孫に対する犯罪です。」と、Sevastyanovが記者会見で述べました。 現在ロシアの議会の下院のメンバーであるSevastyanovとTitovは、 リビアとイラクの実業家と同じように、ロシアのいくつかの工場もミール基金に貢献することを約束していると述べました。 ロシア政府は、ミールの運用費の支払いは8月までだと言っており、民間投資家を引きつける努力も失敗していました。 ミールの年間運用費は、2億5000万ドルと見積もられています。 ロシア宇宙庁は今月始め、ミールの最後のクルーを8月に降ろして、来年2月または3月までこのステーション無人にすると決めました。 もしその時までに新しい資金が見つからなければ、地上管制官はこの130トンのステーションを大気圏に落として燃え尽きさせ、若干の破片が無人の海域に落下します。 アメリカ宇宙局NASAは、長い間ロシア宇宙庁にミールを処分して乏しい財源を新しい国際宇宙ステーションのためにとっておくように勧めてきました。 国際宇宙ステーションの最初の常駐乗組員は、来年3月までに引越しはできないと予想されています。すでに2年遅れているスケジュールの中で更にロシアは時間どおりに乗員室を製造できそうにないからです。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9906/10/mir.fundraiser.ap/index.html |