トラブルがちなミール宇宙ステーションに対する最新の脅威は今度は地球からやってきました。ロシアとカザフスタンが打ち上げ施設の使用について論争を始めたからです。
月曜日に軍事衛星を運ぶプロトン・ブースターロケットが打ち上げ直後に爆破した後の火曜日カザフスタンは、この基地からの全ての打ち上げを禁止しました。 カザフスタンは、この爆発はエリア内に有毒なロケット燃料をまき散らしており。ロシアが次のロケット打ち上げる前に洗浄しなければならないと述べています。 「この有毒燃料は、河川や湖にも漏れました。我々は、どれくらいの規模のエリアが汚染されたのかわかっていません。」とカザフ自然環境 大臣のSerikbek Daukeyevが述べました。 この禁止令は、ミールのクルーに食料や機器を運ぶ貨物宇宙船を載せたソユーズ・ロケットの来週に予定された打ち上げを恐れさせています。 もしロシアが、7月14日にプログレス貨物船を打ち上げることができないならば、ミール軌道ステーションの乗組員達は避難しなければなりません。」と、ロシアの第一副首相Viktor Khristenkoが述べました。 カザフスタンは、委員会が被害範囲とこれからの打ち上げが自然環境的に安全かどうかを決定できるまでこの基地を閉鎖を続けると断言しています。 ロシアは、ソユーズ・ロケットはプロトン・ブースターロケットと同じ有毒な燃料は使っていないので打ち上げは許可されるべきだと反論しています。 委員会のヘッドであるカザフ共和国の副首相アレキサンダー・パブロフは、ロシアがバイコヌール基地の借用費の1億ドル以上と同様に墜落のの被害補償も支払うように要求しています。 ロシアはこのバイコヌール宇宙基地の管理を1991年にソビエト連邦崩壊時に失い、それからカザフスタン独立共和国に基地を借りてきていました。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9907/09/russia.rocket.dispute/index.html |