ミール宇宙ステーションに搭乗している宇宙飛行士達は日曜日に船内の空気漏れを探索しましたが無駄に終わったと、ロシアのテレビが伝えました。
先週見つかったこの空気漏れは、ミール船内の気圧をゆっくりと低下させています。しかし、3人の乗組員達を直ちに脅かすものではないと報告されました。 宇宙飛行士達は、クバント-2モジュール内の空気漏れを捜索したが成功しなかったと、テレビは伝えました。 彼らは次の作業をずらして、クバント-1モジュールとコアモジュールの漏れを探し続けます。 ガガーリン宇宙飛行士訓練センターの当局者は、インターファックス通信社に対して、ステーション内の気圧は少しだけ低下していた、そしてその低下を補うだけの十分な酸素が搭載されていたと伝えました。 宇宙局は、予防措置として水曜日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げ予定のプログレス補給船で追加の酸素を宇宙ステーションに送ることを計画していると語ったとテレビ・ニュースが伝えました。 しかし、そうであるにせよロシアとカザフ当局がバイコヌール基地からのロシアのロケット打ち上げ禁止令解除の決定に至らなかった今、プログレス・ロケットの離陸許可には不確実さを残しています。 カザフスタンは、月曜日ロシアの国防衛星を運ぶプロトン・ブースターロケットが離陸直後に爆発した後の火曜日にこの宇宙基地からの全ての打ち上げを禁止しました。 ロシアのマスコミによると、ミールのクルー(ロシアの宇宙飛行士ビクトルAfanasyev、セルゲイAvdeyevとフランスの宇宙飛行士ジーン-ピエールHeignere)は、もし彼らが食料補給品や機材を手に入れることができなければ、7月17日にこのステーションを後にしなければなりません。 カザフスタンの副首相で墜落を調査している委員会の議長アレキサンダー・パブロフは、イタル-タス通信社に対して、禁止令が解かれる事は考えられると述べています。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9907/12/mir.leak.ap/index.html |