西テキサスの庭に空から降ってきた岩には、思いがけない驚きが隠されていました。宇宙から届いた水が含まれていたのです。
サイエンス・ジャーナルに書かれた論文によると、この隕石を開けた研究者達は、わずかな海水を発見しました。それは、地球が起源でない水を初めて精密に解析できることを意味します。 「隕石内に水可溶性塩が存在することは、驚くべきことです」と、この隕石の調査には加わっていないシカゴ大学のR. N.クレイトンは書いています。 天文学者達は、水は太陽系が始まった頃に小惑星や他の天体によって運ばれて来たと思っていますが、この隕石にある液体の荷物は、それを実験室で実際に研究できる初めてのチャンスを提供します。 昨年、空で燃えながら落ちてきたこのこの隕石は、テキサスMonahansの少年のグループによって発見され、彼らはヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターから来た科学者達に知らせました。 小惑星の専門家マイケルZolenskyを含むNASAのチームがこの隕石の一部を砕き割ると、水に含まれる気泡となった非常に小さなポケットの中で岩塩の紫水晶つまり塩化ナトリウムを発見しました。 Monahansで見つかったようなコンドライト隕石は、太陽系の初期の段階からある最も原始的成分で構成されていると思われています。そして結晶の中にある水は、45億年前のものかもしれません。 NASAのページ |