9月01日付け
CNN Interactive Spaceは

Y2Kを忘れ太陽活動極大期に備えよ。

という見出しの記事を報じています。

-----------------------------------------------------------------

 数日前、宇宙の数機の衛星が荷電粒子の雲となって地球を脅かすかもしれない異常に高いエネルギーのX線の流れを観測しました。

 この太陽フレアは、コロナ物資放出と呼ばれる電磁放射の最も強力なカテゴリーとなり、地球の電力系統を混乱させたり宇宙飛行士の生命を危うくさせたりする可能性がありました。

 幸いにそれはちがった方向に進み、地球をかすめて終わりました。問題は報告されていません。

 しかし、それは「太陽活動極大期」の前兆なのかもしれません。

 「太陽活動極大期」のさらにエネルギッシュな太陽フレアの気まぐれな波は、パイロットの通信を妨害したり変圧器や送電線を破壊したり、宇宙にいる人間を死に至らしめる放射線を運んでくる可能性があります。

 「我々は、太陽フレアの出現が頻繁になる程、我々への影響も頻繁に起こると確信しています。」と、アラバマのNASAのマーシャル宇宙飛行センターで太陽エネルギー物理学者デイビッド・ハサウェイが述べました。

 子供の機嫌と同じように予期が可能な太陽活動極大期は、およそ11年ごとに起こります。

 次の極大期は、2000年半ばに始まり1年か2年続くと、ハサウェイは言っています。

   土曜日の高エネルギー爆発のようなフレア放出は、極大期の間は毎日起こると予想されます。

 問題はどれが地球を狙って、どれが地球には影響なく通り過ぎるかなのです。

   ここ数月で1つか2つの放出が地球に向かって突進しましたが、地球に問題を起こすには非常に弱いものでした。

 最近の極大期は、1980年と1990年にピークを迎えています。

   近づく極大期は、少なくとも宇宙においてはこれまでよりもはるかに多くの被害をもたらす可能性があります。何故なら最近の民間衛星産業の好況の為に危害を受けそうな衛星の数がこれまでよりも多くあるからです。

   NASAは、大規模ミッションから小規模ミッションを数多く行なうやり方に移行するにつれて、軌道上に以前よりも多くの衛星を上げています。また目的が冒険的でない探査機は、太陽や地球により近いところに位置しています。

       


-----------------------------------------------------------------

上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9909/01/solar.flares/index.html

-----------------------------------------------------------------  


   | Return to Main Page |