水曜日ブラジルの科学者達は途絶えている衛星との通信の再確立を試みていると科学技術省が言っています。この衛星は先週打ち上げられたばかりでした。
科学技術省のスポークスマンは、飛行管制センターはSaci-1衛星の軌道上の位置は分かっているがプラズマや宇宙線の科学実験を行ない地球の大気放射を研究する460万ドルの宇宙探測機器との通信はできていないと言っています。 スポークスマンは「Saci-1衛星は正しい軌道に乗っていますが、通信トラブルに陥っています。」と語り、北アメリカ航空宇宙防衛指令部(NORAD)が衛星追跡の支援を行なっていると加えました。 科学者達は、原因について地球上のアンテナの不具合か衛星の通信システムの故障を疑っています。スポークスマンは、彼らはまだ衛星を失うことなくその故障を修理することに期待をかけていると言っています。 ブラジル製のこの衛星は、先週中国の宇宙基地から2つの国の共同で製造された他の衛星と一緒に打ち上げらました。 ブラジルの宇宙計画は、2年前に衛星を搭載したロケットが打ち上げ直後に爆発するなどの大きな妨げで苦しみました。 |