シャトル・ディスカバリー号の77才の宇宙飛行士ジョン・グレンは、 水曜日はNASAのゴールディン長官やTVショーの司会者ジェイ・レノとの放送番組のインタビューで冗談を飛び交わして上機嫌でした。
いつもはまじめなスペース・インタビューから逸脱して、グレンは、アメリカのテレビ・コメディアン・ジェイ・レノと、ゆかいで痛烈な批評を交わしまた。 ゴールディン長官とウォルター・クロンカイトとのCBSラジオのインタビューの時にゴールディンは、グレンが何人かの宇宙飛行士が経験した宇宙病を病まなかったことを嬉しく思うと述べていました。 グレンはそれについて「あなたは私のうれしさの半分も感じなかったでしょうね」と、ゴールディンに語りました。 しばらくしてレノが、36年前にフレンドシップ7号で世界を3周した時に比べてディスカバリー号の食事がどのようかとグレンに尋ねました。 「当時は、我々は非常に味っけのない食べ物、アップルソースみたいな物を持っていきました。けれども今回は、たくさんの物が選べます。GeritolとMetamucilと両方の味を舌で混ぜ合わせる事だってできるんです。」とグレンは答えました。 ゴールディン長官が自分の86才になる母親が「自分はいつ宇宙に行けるのかを知りたい」と電話をかけてきたとグレンに伝えました。 「それはいい事です。私は、あまりに多くの人々が日々のスケジュールだけで生きているように思うんです。そして皆カウチ・ポテトになってしまっています。 人はやりたい事ややれる事をやって生きるべきだと思うんです。」 レノがグレンよりはるかに年の若い同僚達の事をさして尋ねました。 「グレン上院議員、あなたは、子供達(ディスカバリーの乗組員)に、お行儀よくしてないと、シャトルから放り出して家へ帰すぞと脅かしていませんか?」 グレンは、若い同僚達は行儀がいいと答え、今回の飛行では、「私は単なる肉体労働者なんですよ!」と指摘しました。 小声でレノがシャトルのブラウン船長に尋ねました。 「グレンはあなた達に、昔はもっと大変だったとか、もっと束縛されていたとか、もっと狭かったとか、君たち若者はなんて幸せなんだろうと、いつもこぼしてませんか?」 ブラウン船長が答えました。 「いいえ ジェイ、いつもだなんてとんでもない。彼が起きているときだけです。」 グレンは、笑い転げてしまいました。 この10分間のやりとりは、レノの深夜番組で公開される為にテープに収録されました。 |