水曜日ジョンソンとケネディ宇宙センターのスペースシャトル・ミッションのマネージャーは、ディスカバリー号のエンジンを取り替えなければならなくなり、ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッションの打ち上げをさらに遅らせることになりそうだと述べました。
打ち上げは12月2日木曜日の予定でしたが、技術者が新しい右エンジンを取り付けられるように、現在最低でも3日か4日遅れそうです。 現在取り付けられているエンジンのクーラント・システム内で長さ半インチのドリルの刃先の破片が見つかりました。 NASAは、このドリルの刃先の破片はこのエンジンが4月に細工中に欠け落ちたものだと言っています。その破片がいつどのようにして見つかったのかはまだ不明です。 エンジンの加工中にドリルの刃先の破片が欠け落ちることは珍しいことではありません。 ディスカバリー号は、ケネディ宇宙センターの格納庫(軌道処理施設)にあります。 NASAは、エンジンを取りかえる前にシャトルをロケット組立ビルディングへ移して燃料タンクと固体ロケット・ブースターを取りつけ、打ち上げ台へ運ばれるだろうと言っています。 シャトルのエンジンは、過去にも発射台の上で数回取りかえられたことがあります。概してそれは3日から4日遅れることを意味します。 NASAは、エンジンの取り替えはオービターが水平姿勢の時よりも垂直姿勢の時が容易に行なえると言っています。 |