NASAのマネージャーは水曜日、しばしば遅れているスペースシャトル・ディスカバリー号の飛行は電線点検の為に更に遅れるかもしれないと述べました。
このニュースは、上級管理官がディスカバリー号のハッブル宇宙望遠鏡修理ミッションの再評価を行なった結果出てきました。 当局は現在、最もありそうな打ち上げ目標日は12月11日土曜日になりそうだと思っていますが、マネージャーはまだディスカバリー号の打ち上げは最後に発表された12月9日でも行なえる事を期待しています。 ケネディ宇宙センターの作業員達は、ディスカバリー号オービターの船尾部分の慎重な配線検査を続けています。 この作業は、当初思われていたよりも長くなって少なくとも48時間かかりそうです。 NASAは以前に10日間に予定されているミッションのディスカバリー号の打ち上げは、12月14日よりも遅くはならないと言っていました。 この飛行計画は、60億ドルの宇宙望遠鏡の多くのコンポーネントを修理改善する連続4回の思いきった船外活動を実施する2組の宇宙飛行士を必要としています。 宇宙局は、オービターをY2Kコンピューター問題がトラブルを起こす前に地上に無事に帰還させたいのです。 打ち上げ日が12月14日過ぎにまで遅れた場合はミッション・マネージャーは現在、ディスカバリー号が新年前に地球に帰還できるようにミッションを短縮する為に4回目の最終船外活動と乗組員の軌道上休暇日を取りやめることも検討しています。 望遠鏡の照準合わせを助ける精密ジャイロスコープの4つ失った今このハッブル宇宙望遠鏡は科学的に役に立ちません。 このジャイロは、ハッブルが遠い目的天体に精密に焦点を合わせることを可能にします。 年内にディスカバリー号が打ち上がると仮定しても、1999年のシャトル・ミッションはたった3回だけです。これは、チャレンジャー事故後にオービターが飛行に復帰した1988年以来最小の飛行の計画となります。 シャトル艦隊は7月の最後のミッションの後、運転が禁止されました。 コロンビアの打ち上げ数秒後に起きた回路ショートが、艦隊全体の配線点検を促しました。 |