ロシアのミール宇宙ステーションが新しいリースを手に入れるかもしれないという一方で、長期にわたって遅れている国際宇宙ステーションはブースターロケットの不備のために更に延期される見通しです。
モジュールは既に準備ができていますが、プロトン・ブースターロケットの2回の失敗が当局に打ち上げ日の再延期を強いりました。 Zvezda(スター)モジュールは、プロトンによって宇宙に打ち上げられることになっています。 このモジュールを造ったエネルギア社のスポークスマンのセルゲイGromovは、失敗の原因はロケットの2段目のエンジンに原因があったと述べています。 このエンジンを製造したVoronezh Mechanical Workss社は、6月末までにエンジンを取り替える約束をしていると彼はAP通信に話しました。 「ブースターの準備ができてもモジュールの打ち上げ準備におよそ45日を要するので、打ち上げは早くても8月の終りになります。」と彼は言っています。 彼は、 宇宙庁はまず比較的低価格の積荷でプロトンの打ち上げを試してみたいので実際の打ち上げ日はさらに遅れるだろうと述べています。 今回のGromovの声明は、この計画全体がスケジュールよりも2以上年以上遅れることを意味するものです。 新しい打ち上げ日は、来月議論されるとGromovは言っています。 彼は、Zvezdaのコンピューターのソフトウェア・トラブルも打ち上げの前に解決されなければならないと述べました。 「当然アメリカはこの遅れに不満足でしょうが、この状況を理解しなけばなりません。」と彼は言っています。 2機のプロトン・ロケットが、7月5日と10月27日の打ち上げ直後に墜落しています。 |