数千もの星の爆発が、ミルキーウェイの周囲に焼けつくような高温ガス
の隠しおおせないハロを作っているとNASAの科学者達が報告しました。
天文学者達は、長い間この巨大なガスのハロのことは知っていましたが、その原因は分かっていませんでした。 これまでは、幾人かの科学者はこれは高温星から発っせられる紫外線によるものだと考えていました。 しかし、新遠紫外分光探査機(FUSE)を操作している科学者達は、高温星はハロの中で観測される原子の遺物を作り出すことはできないと決定しています。 星の爆発だけがそれを作り出すことができるとNASAはアメリカ天文学会の年次総会で報告しました。 このフットボール形のハロは、およそ5,000光年から10,000光年にも広がるほど巨大で地球があるミルキーウェイ平面の上下に見られます。 FUSE探査機は、ハロの中で多くの酸素VI(8個の電子のうち5個の電子が剥ぎ取られた酸素原子)を検知することでこの発見をなしました。 「超新星と呼ばれる星の爆発からの爆発波との衝突でできる多くの酸素VIを観測することがこの発見をなす唯一の方法です。」とウィスコンシン大学のFUSE探査機の科学者ブレアSavage氏が声明で述べています。 1999年6月に打ち上げられたFUSE探査機は、調整期間を終了しようとしていますがNASAは「業務を開始した」と宣言しました。 上で紹介したミルキーウェイのハロの写真はここで入手できます。 低解像度GIF 高解像度JPG(144KB) 高解像度TIF(1.4MB) |