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1月14日付け
CNN Interactive Spaceは

ブラックホールは普遍に見つかるのかもしれません。


という見出しの記事を報じています。

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以前に見られたことのない遠方銀河の中心で宇宙を漂うブラックホールを発見した天文学者は、ブラックホールはかつて思われていたよりももっとありふれたものだと言っています。

6月に打ち上げられたX線望遠鏡が、全宇宙に浸透するX線源に関してのこの数十年間の疑問に答えました。また同時にハーバー巨大ブラックホールと思われる銀河が発見されました。

単独で漂っている2つのブラックホールらしきものが、他の研究グループによって発見されました。

これらのブラックホールは、その巨大な重力が遠方の恒星から発せられる光を曲げて実視光度を上げることによって検知されます。

研究者達は、木曜日に開催されたアメリカ天文学会の全国会議でこの発見を報告しました。

ゴダード・スペースフライト・センターのリチャードMushotzkyは、チャンドラX線望遠鏡が可視光線では見えないがX線では非常に明るく見える銀河を発見したと言っています。

Mushotzkyと彼のチームは、空を小さなスライスにしての調査は、X線の中で1億個の銀河が光を放っている可能性を示唆しており、それは1962年に発見されて天文学者達を当惑させたユニバーサルX線グローの源であるかもしれないと言っています。

「今我々は、背景で何がこのX線を作っているのか分かりました。」と ハワイ大学の天文学者でチャンドラのメンバーであるエイミーBargerが述べました。

X線源のおよそ3分の1は可視光線では見えない銀河です。しかし明るいX線の放射はその中心にハーバー巨大ブラックホールが存在していることを暗示しています。

別のX線源のグループは、40億光年以上離れているかもしれない「超微弱銀河」です。これらは、これまでで見つけられた最も遠方の物体であるかもしれません。

塵や遠さが、これらの銀河から放たれる可視光線を防いでいると天文学者達は言っています。

ブラックホールは非常に巨大な物体で、その重力は光でさえも逃がしません。したがって、ブラックホールは、黒色で目に見えないのです。

しかし、ガスや塵がブラックホール中心に高速でら線状に引き込まれる時に高温に熱っせられます。これが強力なX線や光の放射のきっかけとなります。ブラックホール自身は目に見えませんが、これらの放射で検知することができます。

「最も明るいブラックホールは、1年に1ソーラーマス(1マスは1個の太陽に当たる)のエネルギーを消費しています。」とMushotzkyは言っています。

銀河中央の超巨大ブラックホールは、何百個もの太陽の質量を持つのかもしれません。

別のタイプのブラックホールは巨星の崩潰の際に作られます。これらはステラ・ブラックホールと呼ばれ、太陽の数倍の質量しかありません。

2つのステラ・ブラックホールらしきものが、レンズ効果によって突然明るくなった恒星を探している天文学者のグループによって発見されました。

レンズ効果は、巨大物体が地球の観測者と遠方の恒星の間を通過する時に起こります。その物体が通過する時に恒星からの光が曲げられて拡大されます。 その結果、遠方の恒星はより明るくなったように見えます。

ノートルダム大学のデイビッド・ベネット氏は、レンズ効果を探しているチームは300件以上の事例を発見しているが、少なくともそのうちの2件は、目に見えない漂うブラックホールによるものだと言っています。

300件のうち2件がブラックホールに関連しているという事実は、ステラ・ブラックホールは珍しいものではないということを意味しています。

「これらの結果は、ブラックホールはありふれていて、多くの巨大な普通の恒星は、ブラックホールとなってその生涯を終えるのかもしれないことを示唆しています。」

ベネットは、このブラックホールらしきものは、ガスや塵を熱するほど十分な物資を消費していないので目に見えず、レンズ効果だけでしか検知できないと言っています。

先進技術調査研究所のジョンBahcallは、ベネットのチームによる発見は「非常に説得性のあるもの」としながらも、他の研究者による確認が必要だと言っています。

「今まで我々は、孤立したブラックホールの証拠を手にしたことはありませんでした。」とBahcallは言っています。


本文に関連する写真の入手先


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上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

Black holes, big and small, found to be common

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