My Home Gallery

1月14日付け
CNN Interactive Spaceは

ミールを宇宙温泉付きビジネスパークとして売り出し。


という見出しの記事を報じています。

-----------------------------------------------------------------

アメリカの富豪がロシアのミール宇宙ステーションを救うために、この空の軌道上前哨基地を野心家用の軌道上ビジネス・パークやバケーション・リゾート地に変える計画に何百万ドルも提供しようとしています。

通信会社で財産を作ったワシントン市に拠点を置くベンチャー資本家のウォルト・アンダーソン氏は既に700万ドルを投資しており、14年になるこのステーションをリースして改修し新しいベンチャー事業で金儲けをする為に更に1400万ドルを費やす計画をたてていると、アンダーソンのビジネス顧問が木曜日に語りました。

アンダーソンの投資は、最終の事務処理を今月末までに完了させるために、バミューダにある彼の持ち株会社ゴールド・アンド・アペル社を通じて行なわれたと、顧問は言っています。

新会社「ミール・コーポレーション株式会社」は、アンダーソンや他の無名の投資家や空のステーションを所有するロシアの宇宙企業RSCエネルギア社と共に設立されます。

まだ決定していない第三国に本拠地を置くことになるこの新会社は、この計画に責任を負うことになると、RSCエネルギア社の前マネージング・ディレクターでミール株式会社の社長のジェフリーManberが述べています。

「これまで他にもミールを救うための働きかけはありましたが、どれも あまり真剣ではありませんでした。今回の働きかけは非常に真剣で、我々も慎重に努めたいと思います。」

Manberはロイターのインタビューに答えてロシアとの最終取引はまだ調印されていない事を強調しました。

「我々は、もし成功すればミールの改修は今世紀のグレート事業の1つになると信じています。」

「全世界の人々は、ミールをビジネスのためにオープンにしておくドラマとその喜びを分かち合うことになるでしょう。しかし重要なのは前向きのチャレンジです。」とManberは言っています。


進行中だった軌道離脱

もしそれが働いていれば、この計画はぎりぎり間に合ったことになります。

1999年8月にロシアの最後の宇宙飛行士から捨てられたこのステーションは、当局がそれを宇宙に維持する費用を見つけられなければ、軌道離脱して太平洋に落とされることになっていました。

しかし、水曜日のモスクワの発表ではロシア宇宙庁は3月末に45日間のミッションの為に乗組員を送る準備ができていると言っています。

スポークスマンのアレキサンダーGorbunovは、宇宙庁のディレクターと 設計主任は、飛行の支払いの為に彼が「予算立てのない資金」と呼んでいる金を使うことを承諾し、1月20日に行なわれる政府のこの計画に対する最終承諾待っていると言っています。

アンダーソンは、木曜日にコメントを望むロイターからの電話に応答しませんでした。

しかし彼は、サンノゼ・マーキュリー・ニュースにミールは大きな好機を得たと言っています。

「確かにステーションは古く多少問題もあります。しかし古いビルでもそのような事はあります。あなたは暖房やエアコンに問題があるからと言って古いビルを取り壊したりはしないでしょう。あなたはそれを修繕すると思いますよ。」

1986年に打ち上げられたミールは、長期有人宇宙飛行におけるロシアの優位を確実にし、ロシアの科学者達に600億ドルの国際宇宙ステーションの居住区の設計においても有利なスタートを与えました。

ミールは現在軌道上で当初の5年間の寿命期間をはるかに超しており、1997年の火災や船体に穴があいた為に1つのセクションを密閉しなければならなかった衝突などで苦しみました。


宇宙のなんでも修理屋

腐食、金属疲労、化学汚染など老朽化によるトラブルや空気漏れは、 ミールのリハビリ作業を主要な仕事とさせそうです。

ミールで有人活動を維持させる費用に年間2億5000万ドルも投じられてきました。

しかしミール社のグループは、このステーションがきれいに掃除され軌道にある衛星の修理や医薬研究などの儲かる商用活動を展開できると信じています。

ステーションは、金持ちの宇宙観光客を招く為にも改修されそうです。 その計画は、既にこの施設が軌道に設置されているという点とロシアのロケットを使ってそこに行けるという確実な利点を持っています。

アンダーソンはマーキュリー・ニュースに、自分は最初の一般宇宙旅行者はミールに搭乗するのに4000万ドルを支払うことになるだろうが、その価格は実際にはもっとリーズナブルな2000万ドルから2500万ドルにまで下がると思っていると述べています。

宇宙旅行計画の詳細を論じるのは時期尚早ですが、それは確かにミールを業務に戻す全計画の一部だとメンバーは言っています。

「そうです、観光事業も考えの1つです」とメンバーは言っています。


これまでのミールについて


-----------------------------------------------------------------

上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://dailynews.yahoo.com/h/nm/20000113/sc/space_mir_2.html

-----------------------------------------------------------------  


   | Return to Main Page |