重要なコンピューター・システムの説明のつかないトラブルが、NASAに
水曜日に予定されていたスペースシャトル・エンデバー号の打ち上げの中止を強いりました。
最も早いエンデヴァー号の打ち上げは2月9日となります。 まとまった雨と厚い雲が火曜日のエンデヴァー号の打ち上げを妨げ、またエンデヴァーの船尾エンジン・コンパートメント内の言うことをきかない航空電子ボックスと取り組んでいた技術師に更なる問題が取りつきました。 6人の乗組員は雨で洗われた道路を宿舎へと戻りましたが、エンジニア達はシャトルのコンピューターから外部燃料タンクや固体ロケット・ブースターの投棄などの重要な指令を中継する2台のマスター・イベント・コントローラーと呼ばれる装置の1台の問題を処理しています。 シャトルのプログラムマネージャーのロン・ディッチモアによると、その働きは非常に重要だそうです。 マスター・イベント・コントローラーはデュアルなので、1つが失われても問題にはなりません。 しかしもしそれが起これば、、シャトルは1台の故障でもいわゆる「臨界1」と呼ばれる故障に陥ります。それはロケットとクルーの破局的な損失を意味します。 その結果、NASAはコントローラーの1台の状態に不確実性がある場合は、打ち上げができないという厳格な飛行規則を持っています。 この疑わしいコントローラーは、カウントダウンが打ち上げ20分前に達した時の定期状態チェックに引っかかりました。 この際に、反応が期待通りでありませんでした。 この妙な動きのコントローラーは、2回目の状態チェックはパスしましたが、打ち上げチームを安心させるに十分ではありませんでした。 彼らが1回目のチェックで失敗した理由を完全に理解するまで、彼らは飛行を行ないません。 |